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自分の日常言語が行動や思考を決めている No.737

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2023年1月9日 「DAYONE日記」No.737
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

昨日、家族で温水プールのある温泉施設へ
行ってきました。

そこで温泉にゆっくり浸かっていると
隣に社会人2・3年目(推測)の集団がきました。

その話を聞いていると…

「あの上司、マジでウザい。
 いつも俺ばっかりに指示して…」

「給料安すぎ…。
 あんだけ働いているのに…」

「今年入ってきた新人君がいまいちで
 俺に全部雑務がくるし、まじで嫌…」

という文句や愚痴のオンパレードでした。

それを聞いていると、
だんだん私の気持ちも沈んできたので
息子とともに別のお風呂へ移動しました。

その時に感じたのが、
他責思考になると、発する言葉も
ネガティブなワードが多くなるという事。

人というのは…

日頃からどんな言葉を発しているか、
自分の脳内でどんな言葉を回しているのか、

という事によって、
その方の思考・行動が規定されると感じます。

もっと言うならば、
人は「言葉」というものに対して
思っている以上に大きな影響を
受けていると感じるのです。

言葉を通して、
人は感情が動くのだと思います。

だから、
SNSの文章を読んだだけでも
感動したり、嬉しくなったり、
元気になったりします。

逆もあるはずです。
嫌な気持ちになったり、不安になったりと…。

という事は、
「人が変われる」というのは
その人が頭の中で使っている言語や
意思決定基準、また、発している言語が
変化・進化・改新するという事。

そして、
その変化・進化・改新によって
その言語に合わせた行動・思考に
変容していくと解釈できます。

そのプロセスが
「人が変われる」ではないかと考えます。

そう考えると、
常に新しい言語や意思決定基準を
自分の中に定着・インストールしていくことで、
人は変化し続けることができると思います。

逆に言えば…

言語をバージョンアップをしていない人

つまり、

ずっと同じ言語を使い、
ずっと同じ意思決定基準を持ち続けている人

というのは、その人の行動・思考も
変化しないといえるのです。

だから、
「人は変わりたい」と思えば、
自分の使っている言語達を見直しする。

スポーツのようにレギュラーを
入れ替えていくのです。選手交代。

そうやる事で、
新チームが出来上がる。

それを差配する監督が、また自分だという事。

そう考えていくと
「意図的に自分を変えていくことができる」と
いう事にもつながるのです。

そして、
ここで問題になるのが、時間軸。

言語や意思決定基準を変えるというのは
言葉だけ見れば大した事は無いのですが…。

これを自分の中にインストールして
定着させる。これが、とても難しいのです。
というよりも、時間がかかる事なのです。

ここが、言うは易く行うは難しです。
知っているとできるは違うという事。

でも、
スポーツ、音楽、勉強、仕事、何でも
最初から出来る人はいない。

皆んな、言語を通して教えてもらい
意識しながら取り組む。でも、忘れる。
だから、また、意識する。そして、取り組む。

その反復運動と繰り返しによって
言語の定着率が高まり、何も考えずとも
その言葉通りの行動が出来るようになるのです。

だから…

「どうせすぐに出来ない」

というくらいの気持ちを持って
時間軸を長くとって我慢するという事。

その覚悟を持てるかどうかが
大事になると思います。

その覚悟には、
必ず今の自分ではない理想の自分や
新しい世界への希望という目標があるはず。

それをどれだけ強く思えるのか。
それに尽きるし、目標があるから行動に
つながるのだと思います。

そして、その目標も行動も全て
言葉を通して自らに刷り込んでいくのです。

「千里の道も一歩から」の精神で
微差を積み重ねていくことしかないのです。

日々の訓練、日常が大事になるのです。

だから、
すぐに成果を求めずに時間軸を長く持って…

「自分を変えていければ」

と改めて感じる次第です。
人生は長いからこそ、落ちないように
取り組んでいきたいですね。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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