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「想い」だけでも足りないが、「想い」がなければ伝わらない No.760

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2023年2月1日 「DAYONE日記」No.760
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

先日、仕事の中で
自分の「想い」や「信念」というのは
相手に何かを伝える上で
とても大事だと感じる場面に出会いました。

それは、どんな場面か?

簡単にいえば、
各部署からの今後の運営に対するプレゼン。

部下の作った資料を
そのまま読んで相手に伝える人、と、

部下の作った資料を
自分なりにアレンジして自分の言葉に変え
伝えている人

その両者では、
伝える相手への反応や受け止め方が
全く違ったという事です。

部下の資料をそのまま読んだ人は
相手からの質問に表面的な回答しかできず。

回答できても、その背景や深い所まで
全く回答できないのです。

そして、
「自分でこうしたい」という想いがないから
言葉に力がないのです…。

一方で、
部下の資料を自分なりにアレンジした人は
しっかり内容を理解した上で
自分の言葉で説明しているのです。

だから、相手からの質問に対しても
きちんと回答できる。

何よりも、
「想い」を自分なりの言葉に
変えているからこそ、
相手に伝わっている部分があるはず。

自分の言葉で語る(伝える)。

これだけでも、
相手の印象は大きく変わるのです。

仮に発言が間違っていたとしても
想いのある人の話は
耳を傾けようと思わせる何かがあるはず。

それが熱量や信念というものでは
ないでしょうか?

それらがあるかは、説得力が増すのです。
むしろ、話を聞こうというモードになるのです。

そう思うと、
自分の想いというのは
とても大事だと思うのです。

さっきの事例を見ていていると
一目瞭然でした。

やはり、自分の想いがある人は
しっかりとした考えがあるのです。

そうやって考えてみると、
恋愛でも言えるのではないかと思います。

例えば、
自分の好きな相手に「好きだ」という想いを
発信をしなければ、
自分に興味すら持ってもらえないはずです。

つまり、自分の好意に気づいてもらえない…。

想いなく理屈で好意を発信しても
伝わるはずがない、そんなこと出来るか
分かりませんが…(笑)

まずは、想いを伝えるから
相手の心にも何か響くものあるでしょうし
伝わるものもあるはず。

アリストテレスが提唱している
ロゴス・エトス・パトスという言葉があります。

それは、

ロゴス(論理)
エトス(信頼)
パトス(感情・熱意)

と解釈され、この3つを満たせば
相手に伝わると言われています。

だから、今回の事例でも
ロゴスとエトスは満たしていたけど
パトスが…。

個人的には、優先順位があると
思っています。

人間で感情の生き物である以上、
まずは、誰がどんな想いを持って話すか
という事が大事になると思います。

その後に、話の論理。

であれば、
エトスという話し手が信頼できる人、
そして、パトスという感情や熱意ある人。

それが前提になって
最後は話の論理でありロジックがくると
考えます。

最終的には3つの力が必要だと
思いますが、まずは想いが…。

という事を
今日のプレゼンを見ながら感じたのです。

だから、
まずは論理よりも
自分の感情を大事にしたいです。

でも、本当は両方あればベストですが。

少なくとも話が聞いてももらえるように
信頼残高を貯めながら、想いをもって伝える。
そして、その話は論理もしっかりして
一貫性があるからこそ、説得も増す。

という気持ちで取り組んでいきます。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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