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学びは「動機(目的)」と「反復」のワンセット No.801

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2023年3月14日 「DAYONE日記」No.801
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

昨日、電車に乗っていると
女子高生が英単語の勉強していました。

その姿を見ていると、
自分自身の高校生の時を思い出したのです。
(厳密にいえば浪人時代です。
 現役は勉強しなかったので…)

浪人時代に、電車の中で
とにかく、毎日英単語を覚えていきました。
(確か英単語ターゲット1900だったと思います…)

毎日、反復・繰り返しでした。

そして、どれくらいのレベルで
覚えていたかといえば…

単語を見れば日本語が浮かぶ、
もしくは、英語を見ると日本語に訳せる(無意識)というレベルだった気がします。

それは、自分の中で
その英単語を使いこなせるようになっている
という事だったと思います
(あくまで自分基準ですが…)

なぜ、そこまでやれたか?
と言えば、理由は明確で反復したからです。

そして、
なぜ反復しようと思ったのか?

それは、
大学に合格するための入学試験に突破する、
という動機(目的)があったからです。

明確な動機があったからです。
だから、反復して自分のものにしたのです。

結局、自分のものにしなければ
臨機応変にテストに対応できない。という事です。

不思議なもので、
「言葉」というのは、一度聞いただけでは
なかなか頭に残らない。

反復しないと、頭に残らないのです。
だから、繰り返しその言葉を覚えるのです。

でも、覚えるには、その行動への動機がいる。

つまり…

「ある言葉を何度も
 自分の頭に残す(反復する)」

という事と…

「なぜ、反復して
 覚える必要があるのかという動機(目的)」

がセットなのです。
どちらかが欠けても、出来ないという事です。

そんなことを考えていると、
社会人になった時の自分自身を思い出します。

何となく周りが勉強している、という
焦りの気持ちから、自己啓発のスキル本を
読み漁っていた時期があります。

そして、読み終えることで
勉強した気になる。出来る気になるのです。

でも、実際には、
すぐに読んだ内容を忘れてしまう。
揮発していたのです。

それは、
当たり前で読む事が
目的になっていたからです。
(使う事を目的にしないと、意味がない…)

でも、それに気づかず
何度も、周りを見ては焦り、
自己啓発本に手を出す。

というサイクルを繰り返していました。

結構な数の自己啓発本を読みましたが
ほとんど、頭に残っていないのが実態です。

先程の英単語の事例と比較すると、

自己啓発本を読んで何がしたいのか
その動機や目的がない。

当然、反復していない。
(闇雲に読む本も選んでいる)。

だから、
スキルや能力が身につくはずがないのです。

「将来、
 こんなスキルや能力を身に付けて
 こんな自分になりたい」

という目標や動機があって
初めて「現在の自分」と「未来の自分」を
認識するのです。

そのギャップが生まれるからこそ、
そのギャップを埋めようという衝動に駆られ
そこに学びの行動が生まれるのです。

そして、
目標への強い想いがあって
反復するようになるのです。

そして、何度も反復するから
次第に、脳内の言語体系が入れ替わり
自分の行動基準も変化するのです。

という事は、
脳内に良い言葉(自分を鼓舞する言葉)で
埋め尽くす事ができれば、確実に、
意思決定に良い影響及ぼしてくれるのです。

そして、
良い言葉を入れようとする動機や
目的も明確だから。

だから、何かを学ぶというのは、
「理由」と「反復」のワンセット。
それを忘れずにいたいものです。

という事を
英単語を覚えている女子高生を
見て感じたのです。

良い学びをありがとうございます。

そして、
ぜひ受験に向けて頑張ってほしいです。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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