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「誰の何を解決するのか?」を意識する No.697

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2022年11月30日 「DAYONE日記」No.697
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

最近、「企画はひと言」という本を読み
とても勉強になりました。

ぜひ、
企画やアイデアを考えられている方に
オススメの本です。

実現可能性とイメージしてもらう。
これが大事になるかと。

私自身も、企画の仕事をしています。
新しい事を考えたり、今あるものを使って
改善していくなど、様々なパターンがあります。

その中で、
自分としても大切にしていることがあります。

それは、
企画するにあたっての心構えの
ようなものです。

この企画によって…

「誰の何を解決するものか?」

ということを意識しています。

つまり、企画というのは
必ず誰かの何かを解決するものなのです。

だから、
お客様からその対価としてお金をもらう。

社内であれば
業績に寄与したりコスト削減につながるのです。

これを言うは易く行うは難しで、
意識していても出来ていないこともあります。

でも、意識しなければ
考えようしない。

だから、自分の机から見える位置に
この言葉を紙に書いて置いています(笑)

でも、これらを見失うと…

誰に向けた企画か分からない
何のためにやるのか分からない
何を解決するのか分からない

という状況に陥るのです。

会社でも、
何のためにやるのかという事が
ないでしょうか?

そして、最近の出来事でいうと
こんな事であります。

仕事柄、様々な企業の方々と
話をする機会があります。

それは、
新興企業から老舗企業まで様々です。

その中で、
色々なご提案や協業のお話を
いただくのです。

その中で、たまにあるのが
「誰の何を解決するものか?」という事が
全く分からない提案です。

その中でも多いのが
AIを駆使した情報やデータに関するものです。

その情報やデータは、
私自身も凄いと感じます。

ただ、結局のところ、
その情報やデータを、どのように使うのか
そして、誰の課題や悩みを
どのように解決してくれるのかが
見えてこないのです。

企業である以上、
マネタイズするか、ビジネス化するかと
いう事はとても重要なのです。

仮説されたうえで
データ精製されているのでしょうが
その仮説段階で本当に
顧客の課題を認識しているかという事が
大事になると思っています。

そこが違うと、
全てが違う方向に行くからです。

だからこそ、
相手の立場になって考える。
お客様の目線に立って考える。

という事がとても大事になるのです。

お客様の目線に立って考え、
どんな課題があってその課題をどのように
解決すれば、喜んでもらえるか。
それに時間をかける必要があるという事です。

むしろ、それは、現場の声を聞く
もしくは、自分で徹底的にイメージする。

自分の頭の中でイメージできていなければ
構造が甘いという事です。
どこかに、課題点があるのです。

そして、
自分でイメージ出来ていないものが
他人に伝わるはずがないのです。

だから、相手の目線で考える。
この視点は大事になるのです。

これは、別に企画だけでなく
営業でもそうです。

人と人の関わりというのは
常に相手があって初めて成り立つもの。

だからこそ、相手がどう考えるか
その点を見失ってはいけないのです。

これも
本当に「知っている」と「出来る」の間に
大きな間があるのです。

意識に残しながら少しずつ
行動していく。

そうやって、
その間を埋めていくのだと思います。
これも訓練。それに尽きるのです。

だから、日々、意識して
取り組んでいきたいものです。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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