人材育成もコミュニケーションのいかに相手の「個」と向き合うか No.716

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2022年12月19日 「DAYONE日記」No.716
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

仕事の中で、
人材育成をするというのは
自分と同じような人間を育てることが
正しいと思っていました。

でも、よく考えれば、
人には、それぞれの価値観や考え方があり
モチベーションも違うのです。

つまり、個人差があるという事。

だから、昔は、
人それぞれの価値観や価値基準があることを
意識せず、指導していたのです。

個人差に全く気づけず
自分もそのように教えてもらったら
部下にも同じように教えるという
間違った育成をしていたのです。

これは、ある意味で
自分の価値観や価値基準を相手に対して
押し付けていたのです。

だから、当時は
「部下」というグループで見ていたのです。

本当は、それぞれの部下によって
個性や価値観があるのに関わらず。

つまり、部下という全体で捉え
「個」として全く捉えていなかったのです。

色々あって、
今は、ようやく、人それぞれに
個性があるという事を意識するように
なりましたが…。

つまり、「個」として接点を持つという事は
今までのコミュニケーションの取り方も
変化していくのです。

それは、一人ひとりに対して
向き合うという事です。

例えば、
部下にAさん、Bさん、Cさんが
いたとします。

Aさんは、〇〇という価値観のある人。
Bさんは、▲▲という価値観のある人。
Cさんは、✖️✖️という価値観のある人。

という風になると、
それぞれに対して同じコミュニケーションで
いいのかという事です。

だから、Aさんと話すなら
〇〇という価値観を意識しながら話す。

Bさんであれば、▲▲。
Cさんであれば、✖️✖️。

それぞれの人に合わせるという事です。

これは、
部下育成もコミュニケーションも
同じだという事。

つまり、
常に1対1のコミュニケーションが大事だと
いう事です。

これは、当たり前かも知れませんが
人間にとっての人間関係を構築していく上での
大原則ではないかと思います。

でも、人は本当に知らず知らずのうちに
自分の価値観を押し付けている場合があるのです。

それは、部下に対して良かれと思って。
でも、大事な事は、部下の考えを聴く事。
つまり、傾聴する事です。

自分と唯一無二の存在など
この世にいないのです。

だから、皆、それぞれに考えがあり
それぞれの価値観や生き方があるのです。

という事を受け入れていくこと。

そして、人材育成には、部下と
部下の価値観を共有化していくことが
大事になると改めて感じます。

本当に、
人というのは、他の人間と関わりながら
生きていく生き物だと思います。

そして、
いかに相手の自尊心を傷つけず
高めていくことができるか、これが
大事だと感じる今日この頃です。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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