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「信頼残高」を増やすことが「安定」した人を形成する No.614

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2022年9月7日 「DAYONE日記」No.614
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。プロフィールは以下の通りです。
https://editor.note.com/notes/nbb31358271e4/edit/
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おはようございます。

先日、ある仕事の方(Aさん)との
打ち合わせがありました。

その打ち合わせの中で、
「仕事において部下に求めるものは?」
という話になり、
そこでAさんが一言で話をしてくれました。

「井上さん。
 シンプルに、それは、「安定」。
 「安定」している部下ほど、頼りになる
 部下はいないと思うよ。」

という事です。
このたった一言がとても重く感じられました。

よく世間的には…

主体的に動く部下
論理的な部下
気の利く部下

等、様々あります。
それらも部下に求めるとして、
正しいとは思いますが、「安定」という
言葉が私の中では
綺麗にホールインワンしました。

確かに、自分もある人から見れば
上司の立場なる事もあります。

その時の事を考えると、
どんな仕事を依頼しても…

常に安定した結果が出せる部下
常に60点以上のパフォーマンスが発揮される部下
全体感は間違えない部下

というのは、優秀な部下だと思えるのです。

つまり、安定した結果が期待できる、
そして、安心して信頼できる部下だという事です。

自分が部下に対して仕事を任せた時に
どう感じるのか、それによってその「安定」さが
分かります。

部下に仕事を任せて、「大丈夫かな?」という
不安が自分の中にあれば、「不安定」なのです。

逆に不安がなければ、「安定」なのです。

そして、それは、任せた仕事の内容を
聞けばすぐに分かるのです。

安定してる部下というのは、
仮に依頼した仕事の内容を突っ込んで聞いても
自分の中で正しく理解し調べているから
どんな質問をしても、
的確に答えることができるのです。

一方、不安定な部下というは
質問しても曖昧で、依頼した仕事全体で
見た時に、どこか抜け穴があると
感じてしまうのです。

それは…

大事な事は詰め切れていない
正しく理解できていない
調整しきれていない

という事かも知れません。

全てを細かく抑えるというのよりも
必ず押さえるべき点を押さえているのか
という事が大事になるのです。

当然、細部も詰めておく必要はありますが…。

それが出来ると、
ちゃんと分かっている人と見られるようになり、
信頼されていくのではないでしょうか?

そして、そのサイクルを繰り返すことによって
信頼が積み重なり、「安定」が
増していくのではないでしょうか?

だから、安定した部下というのは
信頼残高の多い人とも言えます。

日々の仕事の積み重ねが、その人の
信頼残高を増やしていくのです。

だから、安定している部下は
信頼残高の多い部下であり、頼りになるのは
当然です。

それは、どんな時でも信頼して
同じパフォーマンスを発揮してくれる。
と信じる事が出来るからです。

当然ながら、それまで確実に仕事を
して成果を出してきた部下になりますが…。 

部下の事を考えていましたが、
自分もある人からみれば、部下にもなるのです。

だから、上司であり部下でありという
両役をこなしながら、全体として信頼残高を
ためていきたいものです。

部下から見ても、安定した上司というのは
頼りになるはずです。

そう思うと、周りからの信頼残高を
多く集めることこそが、「安定」した人に
なっていくと。

だから、日々、自分の信頼残高が
貯まる行動を意識して取り組むことが大事。

それは、
目の前の事に全力を尽くすに他ない、と
いう事です。

それでは、皆さん。
今日も良い一日をお過ごしください。

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