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フィードバックの中にこそ気づきがある No.862

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2023年5月14日 「DAYONE日記」No.862
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

昨日も、キャリアコンサルの
資格講座がありました。

その中で、
ロールプレイングのセッションがあるのですが
セッション中、自分が日頃から無意識に
使っているキーワードや用語を確認してもらう、
という場面がありました。

そうすると、
私がよく会話の中で使っていたのが
「シンプル」と「雪解け」という言葉だそうです。

自分では、
本当に無意識に使っている言葉。

でも、
他人の目から見たら違和感があるそうです。

実際に、「シンプル」というのは
相手の話している事に対して、
「簡潔にいうと、どうなるのか?」という事を
要約する時によく使っているのです。

相手の話を聞く中で、
無意識に…

「今回の話の中でも何が言いたいのか?」
「自分の聞いている内容が合っているのか?」

という事を考え、
要約や言い換えをしているのです。
私は、この頻度が多いようです(笑)

でも、
これは講座の中で言われたのですが、
相手から見れば、「話をよく聞いてくれている」というメッセージにもなるのです。

だから、相手から見れば
良い意味でプラスに受けとめてもらえるそうです。

今回の指摘もあり、
今後は、この言葉が自分の意識下に入るので
これからは、意識的に取り組んでいきます。

そして、
もう一つが「雪解け」という言葉です。

これは、
人間関係を構築していく中で
使っているのです。

個人的なイメージとして、
初対面同士であれば、自分と相手の間には
大きな雪の壁があるとイメージしています。

そして、お互いに話をしながら
自己開示が進んでいくことで、その雪の壁が
少しずつとけていく、という解釈をしています。

そして、完全に雪の壁がとけた時、
お互いの人間関係がきっちりと形成された
ということになるのです。

そして、
雪の壁がとけるペースは、個人差があるのです。

でも、自分の一つの見解として
とけない雪はないと思っているから
この表現を使っているのだと思います。

でも、こういった言葉は
無意識に使うのではなく、正しく文脈を
理解しながら使う必要があると再認識しました。

それは、
自分が当たり前に使っている言葉が
必ず相手への共通言語・共通理解ではないケースも
あるからです。

という事も、
自分にとっての新たな気づきになったのです。

難しい言葉を使うのが正しいのではなく
相手にきちんと伝え、伝わるという事。

それを忘れずに
コミュニケーションを意識したいものです。

やはり、
他人からフィードバックに受ける事で
「自分」という人間の新しい側面が見えてきます。

だから、
相手に何かを伝えると言うのも
自分が相手に何かの気づきを与える可能性がある
という事です。

それを意識すると、
出来るなら、常に、相手にとって
プラスになる事を伝えていきたいと思うのです。

それが、相手にとっての
何らかの気づきや成長になるなら。

そうやって、人間というのは
お互いに持ちつ持たれつつの関係性の中で
色々な側面が見えてくる部分もあるのです。

それを意識的に、
そして、意図的にやることによって
より自分の自己開示も進むのです。

だから、
このフィードバックというのは
人間とって大切な要素だと。

ドラッカーも
「プロフェッショナルの条件」の中で
フィードバックの大切さを述べています。

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強みを知る方法は一つしかない。
フィードバック分析である。
何かをすることに決めたならば、
何を期待するかをただちに書きとめておく。
9か月後、1年後に、
その期待と実際の結果を照合する。
私自身、これを50年続けている。
そのたびに驚かされている。
これを行うならば誰もが同じように驚かされる

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今後は、
意識的に相手に対して
フィードバックしていきたいものです。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごし下さい。

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