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コミュニケーションは開始前からスタートしている No.1075

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2023年12月13日 「DayOne日記」No.1075
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

ここ最近、
「頭の良い人が話す前に考えていること」
という本を読んでいます。

既に2週目なのですが、
他人と話をする前にどれだけ考えているか?
そこにポイントがあるのです。

我々は、
相手に自分の話が上手く伝わらないと…

自分の伝え方が悪い
自分の話し方が悪い

と考えがちです。

そして、その反省を踏まえ、
話し方や伝え方が上手になる本を
探し読むのです。

でも、問題はそこではないと、
本書では言及されています。

その本質を本書では、
「告白する」という例えで触れています。

例えば…

「好きです!!」付き合ってください」と
勢いよく相手に告白し、相手から
「ごめんなさい」と言われ
見事にフラれた友人がいたとします。

フラれた原因は、どこにあるのか?
次のいずれかだというのです。

①告白の仕方
②告白するまでにある

このように整理して考えると、
誰でも理解できるはず。

原因は、②の後者になるはずです。

でも、先程の
自分の話が相手に伝わらない事を受け、
自分の話し方が悪いや自分の伝え方が悪いと
思うのは、「告白」のケースで考えれば、

告白の仕方が悪い
告白の伝え方が悪い
告白の語彙が悪い

と考えるのと、同質だということです。

つまり、「相手への伝え方」という観点で
抽象度を上げていくと…

どれだけ伝えるまでに準備して、
その環境を作り上げ、信頼してもらえるか?

そこが大事になるのです。
だから方法を学ぶのではなく、
その前段階の準備を学ぶのです。

本書でも、
「頭いい人は誰が決めているのか?」という
問いかけがあります。

誰が決めるのでしょうか?

それは、他人です。
自分ではなく、他人が決めるのです。

だからこそ…

自分がどれだけ相手のことを考え、
相手に対して説明責任を果たすか?

その積み重ねが信頼できる人になり、
頭の良い人になっていくのです。

つまり、
頭の良い人は、信頼できる人ともいえます。

そして、それらの人は
きちんと準備している人なのです。

「仕事は段取りが8割」と
言われたりしますが、まさにそうだと。

対他人に対する
コミュニケーションについても
発生する前に
概ね勝負が決まっている、ということです。

だから、
コミュニケーションは話す時から
スタートではなく、
話す前からスタートしている。

そして、概ね決まっている。

そう考えていくと、段取りできるのも
準備できるのも相手の事を
きちんと考えている、考え続けているという事。

それを忘れてはならないのです。

方法も大事かもしれませんが、
その前の考える癖とスタンスと認識。

その点をしっかりして
コミュニケーションを図っていきたいものですね。

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