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自分で「気づける事」と自分では「気づけない事」がある No.688

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2022年11月21日 「DAYONE日記」No.688
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

昨日、
妻の両親が引越しすることになり
その手伝いに行ってきました。

やはり、十数年住んでいると
色々なモノが増えています。
それも、気づかないうちに…。

「これは、また使うかもしれない」
という考えの元、どんどんモノが捨てられずに
家の中に残っていくのです。

それを除去するチャンスが
家でいえば今回の引越しなのです。

ヨガで言えば、
デトックスみたいなようなものです。

日頃、知らず知らずのうちに
体に溜まった毒素を体外へ排出する。
という事と近しいのかも知れません。

また、
ずっとハードワークでトレーニングをし
筋肉がガチガチになっている状態で
マッサージを受けるスポーツ選手。

いずれにしても、
溜まったものを排出するという意味では
今日の引越しがまさにそうでした。

引越しやヨガは自分で取り組む事で
その事実に気づく事が出来ます。

でも、
人は自分だけでは気づけない事も
あるのです。

それらは、
自分の病気は自分の悩み。

病気で言えば
医者に診察してもらい検査してもらう事で
病気として認識できます。

つまり、
自分の体調が悪かったとしても
それを自分自身で原因特定や病名まで
把握することは出来ないのです。

そして、
自分自身の悩みもまさにそうです。

自分の悩み、
もっと言えば、自分の強みなどもそうです。

自分では考えても解決できない事や
自分の良さも自分で分かりにくいのです。

でも、悩みでいえば
コンサルなどを受けて第三者に相談することで
自分を客観的に見てもらえるのです。

それによって、
自分の悩みの本質も見えてきたりします。

また、自分の強みについても
自分では強みだとは思っていないことでも
他人からのフィードバックをもらうことで
自分の強みが気付かされるのです。

つまり、
自分の強みの用途開発が進むのです。

これらは、
自分1人で気付けない事です。

だから、世の中には…
自分で気づけるものと気づけないものがある
という事です。

だから、
自分で気づけない事については
誰かの力を借りる必要があるのです。

そして、案外、他人の力を借りる方が
大事な要素が多いかも知れません…。

そう思うと、
仕事におけるマネジメントでも同じです。

部下育成でも、
自ら考え行動してくれる部下が理想です。

そんな理想の部下になるために
部下一人で自分で気づいて成長できるでしょうか?

そこには、
やはり部下自身では気付けない仕事の
進め方や考え方、思考を
アドバイスやフィードバックすることは
大事になるのです。

「自分で気づくだろう」
と思ってしまいがちですが、その視点や
考え方は、あくまで自己基準。

部下は
同じ価値観ではない可能性があるのです。

そして、
悩みや自分の良さや強みも
他人から言われなければ、絶対に
気づくことができないものもあるのです。

だからこそ、
他人の意見やフィードバックは
とても大事になってくるのです。

部下からすれば…

「なんで、あいつに
 あんな事は言われなければならない?」

と思う事があるかも知れません。

そこで一気にイライラしても
もったいないだけです。

まずは、
一度、我慢して聞いてみましょう。

相手から見たあなたの像なのかも知れません。

全面的に
肯定する必要はないかも知れませんが
自分への気づきのヒントはあるはずです。

それを自分で正しく受けとめ
それらをどのように解釈するかによって
自分の成長につながるのです。

企業でも、
お客様の声やアンケートを大切にしています。

それは、
企業自らでは気付けないことを把握できたり
生の声を聞くことができるのです。

そうやって、生の声を集めるからこそ
色々なものが見えてくるのです。

企業も人間も同じですね。

他人からフィードバックによって
自分では見えなかった世界が見えてくるのです。

そうやって、
他人のフィードバックをもらいながら
自分の解像度を上げていくことが大事だと
改めて感じたのです。

という事を
引越ししながら考えていました。
やや筋肉痛ですが、今日も頑張りたいです。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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