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「知りながら害をなすな」 No.1173

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2024年3月20日 「DayOne日記」No.1173
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

ここ最近、とにかく読書からの学び、
インプットによって私自身がかなり刺激を
受けることができています。

学びが多いし、気づきが多い。

そんな中、
今日もピータードラッガーの
文章をご紹介したい。

結局、良い言葉や良本を一回だけ
見たり読んだりしても、忘れてしまう。

だから、自らに定着を促すには
メモをとることも大事ですが、
何度もその言葉を見たり読んだりする。

つまり、繰り返すこと。
反復すること。復習すること。
それが大事になるのです。

その繰り返しによって
少しずつその言葉や考えが頭の中に残り始め
少しずつでも行動に反映されていく。

つまり、復習こそ
とても大事になるということでは
ないでしょうか?

だからこそ、
毎日触れ、何度も見返す。

そこに、
言葉を使いこなす第一歩があるのだと
考えています。

だから、良本は継続的に読み続けたい。

ということを前提に、
今日はドラッガーのこんな文章です。

ーーーーーーーーー

プロにとっての最大の責任は、
2500年前のギリシャの名医である
ヒポクラテスの誓いの中に
はっきり示されている。

「知りながら害をなすな」である。

医者、弁護士、ビジネスマンの
いずれであろうと、顧客に対して必ず良い結果を
もたらすとの保証を与えることはできない。

最善を尽くすことしかできない。

しかしながら、
知りながら害をなすことはしないとの
保証は与えなければならない。

顧客となる者が
プロたる者は知りながら害をなすことはないと
信じられなければならない。

これを信じられなければ、
何も信じられない。

したがって、
「知りながら害をなすな」との言葉こそ
プロとしての倫理の基本であり、
社会的責任の基本である。

ーーーーーーーーー

「知りながら害をなすな」という言葉。

これは、プロとして、
いや、働く人、ビジネスマンとして
当然ではないかと考えます。

ビジネスの基本は、
全ては信頼関係のうえで成立している。

それを前提で考えれば、
結果は保証できなくても、最善を尽くす。

そこには、嘘なく本気だということ。

これが、ドラッガーのいうように
プロとしての正しい基本姿勢だと感じます。

そして、働く人はどんな人も術からず
誰かにとってのプロになるのです。

と解釈すると、
働く人にとって全員に求められる姿勢に
なっていくのです。

少なくとも自分自身は
人として、ビジネスマンとして、顧客に対して
全身全霊で応えていく。

これもまた、
「言うは易く行うは難し」なので
それを忘れずに取り組んでいきたいものです。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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