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自己開示が相手の安心になる No.780

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2023年2月21日 「DAYONE日記」No.780
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

ここ最近、
部下との1on1ミーティングについて
少し自分なりに工夫しています。

それはどのような工夫しているのか?

私自身の自己開示を進めている事です。

今まで、
「相手の話に傾聴する」という事を
重視してきたのですが、それだけでいいのか
という疑問になったのです。

よく考えると、部下から見れば…

私自身が信頼できる人間なのか
深い話をして大丈夫な人間なのか
他人に言いふらすような人間ではないか

という警戒心が部下にも
あって当然だと思ってきたのです。

当たり前の話かも知れませんが
自分が相手に対して開示していないのに
相手が自分に対して全て開示するのか
という事です。

よく、「裸の付き合いをする」という言葉も
あるように、一緒に風呂入る事で
それぞれの勝手が知り信頼関係が生まれると
と言われたりします。

コミュニケーションも
まさにそれだと思います。

相手が裸で
「安全ですよ、私の全てです」と曝け出して
くれているから、自分も相手に安心感を
抱くことができるのです。
そして、相手を信頼できるはず。

でも、
相手が裸になっているのに
自分が服を着ていたら、
相手はどう思うのでしょうか?

当たり前ですが、
「アホらしい。自分も服を着よう…」
と思うはずです。

だから、大事なことは
自分から裸になるという事。

ボクシングでいえば、
腕を下ろしているノーガードの状態。

そのフルオープンな感覚で話をすると
やはり、相手の反応が良くなる場面が多く
見られたのです。
(本音を語り始めてくれるシーンが増えたのです)

また、ある部下の方からも…

「今日は色々な話を聞いてRYOさんの
 イメージが変わりました!!

 色々と失敗とかされてきたんですね?
 全くそんなイメージがなかったので…」

と言われたりして
ある意味で、自分を知ってもらうことが
できたのではないかと思っています。

自分の黒歴史であったり
人間らしい部分を見せるという事が
大事になると感じました。

当然、もっと工夫は必要ですが
間違いなく効果があると思っています。

自分が部下の立場になれば
何でも話してくれる上司だからこそ、
こちらも心置きなく話せると思うのが当然です。

だから、そのイメージでいえば
猫のようにお腹を見せている状態にする。

この状態であれば
安心して話すことができるはずです。
「ここは安全地帯ですよ」という事の
サインを出すのです。

上司だから
そんな恥ずかしい事はできない、と考えるよりも
上司だからこそ安心してもらえる部下との
関係性の構築が必要ではないかと思います。

そのやり方が
正しいのかどうか分かりませんが
少なくとも部下の私に対してのイメージは
変化していくと思っています。

それを続けていけば、
確実に信頼関係は強くなっていくはず。

なぜ部下との信頼関係が
大事かといえば…

部下を成長させ、組織の結果を最大化する

という目的があるからです。
その実現のために話を聞いてくれる関係性は
部下との間で確実に必要な要素だと
考えているからです。

そのための手段として
部下との信頼関係の構築をする事は
大きな役割だと感じています。

そして、この自己開示は
別に部下に対してだけでなく
コミュニケーションの基本姿勢としても
大事だと思えるのです。

だから、
まずはどんな人に対しても
その意識を忘れず
取り組んでいきたいものです。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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