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基準(あるいは「声」)
天から鐘が鳴り響く。トランペットのファンファーレだろうか。「天」も「鐘」も「トランペット」も「ファンファーレ」も何か知らない。知らない言葉をどうして思いついたのかもわからない。ただ音に包まれているのを感じる。いずれにせよその音は美しい。
しばらくその音を聞いていると何かしらの意図を持っていることを唐突に理解する。何かを自分に、自分だけに伝えようとしている。その意味を詳らかにしなければならない。
失神師たちとその駆け引き
失神師とは気付かれることなく相手の意識を奪う職業である。クライアントはおよそ失神させるターゲットとは違う。失神師の仕事は殺し屋のそれとは異なる。あらゆる感覚を初恋の如くもぎ取った上で、自らの意図した時間通り回復せしめるのが失神師の伎倆なのである。気を失わせる時間は短いと一瞬、長いと半日程度と幅があるが、熟練の失神師であれば仕損じることはない。
計画に取りかかる失神師は神経を研ぎ澄ます。どんなに
BFC2 二回戦の集計結果と決勝戦について
遅きに失した感はあるものの二回戦の集計結果について。
以下、二回戦のジャッジを務めた 笠井康平・竹中朖・遠野よあけを「3人」、一回戦のみジャッジを務めた大江信・狼跋斎主人・山田郁斗・竜胆いふを「4人」、一回戦のジャッジ全員を「7人」と呼ぶ。敬称略。
なおこの記事は3人・4人・7人を比較することにより、どのような差異や傾向があったのかを見てみるだけのものであり、それぞれの優劣を示すものではない。
BFC2 一回戦の集計結果について
(修正:2020113 18:20)
BFC2 一回戦の集計結果について。敬称略。
思いついたことを適当に書いているので、間違いがあればご指摘いただければ幸い。
ジャッジによって得点の意味合いが異なるので、まずそれを均してみた。
そのうえでジャッジを評価する上で参考にしようと思う。
各ジャッジの点数の割り振り・合計点・平均点・標準偏差は以下の通り。
数字の見た目的には最も点数の辛いジャッジ