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資産クラスには相性がある!お弁当を作ろう[後編]

昨日の続きで、各資産クラスの相性をみていきます!ポートフォリオを組むには、何を目的に、何を組み合わせるとよいのか、を考えます。

ポイントは「何を目的に」という戦略や狙いの部分ですね。今日は皆さんの投資目的と、実際投資している商品で大きな差がないか、確かめる時間にしてみましょう!



S&P と FANG+

これは昨日と似てますよね。

米国市場全体(S&P500)に投資しながら、スパイスを効かせているイメージ。FANG+といえば、米国テクノロジー企業10社でしたよね。

となると、ナスダック100社(唐辛子のスパイス)よりリスクが高く、ただ個別株(一味のスパイス)ほどではない。

ズバリ「七味」とさせてください!一味と同様、ただ初心者の方には全くオススメできないので「△」。ご自身のリスク許容度が高い理由をしっかり言語化できる、上級者向けと言えます。



オルカン と REIT

私たちのフォロワーさんは、REITにも投資している方が多い印象です。この組み合わせは「◯」です。

ただ留意点として目的が「配当」であれば、です。もし「分散」が第一の目的なら債券の方が、株式との分散効果が大きいので、分散にはピッタリな商品となります。REITも若干の分散効果は見込めますが、債券ほどではありません。

REITは株とは違う資産クラスです。お弁当の例だと、メインとは違う種類の甘いデザート、そんな感じです。美味しそうですよね。甘い蜜をチュッチュッと。



オルカン と 債券(国内)

でました。教科書チックな、リスク分散です。

株と債券は基本逆の動きをします。株が上がるなら債券は下がる。そして、20~30年という長期で見ると、両方右肩上がり。「相関係数」なんていったりしますが、これが低いと分散効果が高く、同じ100万を投じてもより効率よく運用できます

暑い日には、アツアツのお弁当の後に、冷たいかき氷食べたくありませんか?相性はバツグンですよね。

ただ、かき氷は食べすぎると頭がキーンと痛くなるので要注意。債券も同じです。「100 − 年齢」ルール覚えていますか?(以前の記事はこちら)債券は年齢やあなたのリスク許容度に応じて、適量にしましょう!



オルカン と 債券(国外)

債券は国内も国外も同じ仕組みです。国外なので、かき氷ではなく、アイスクリーム。食べたいですねぇ。

各国の金利状況が違います。アイスクリームでもシングルやダブル、場合によってはトリプルもあり得ますよね!そこは国選びをしていきたいところです。例えば、米国の金利が下がる下がると、しばらく言われていますよね。金利が下がると、債券が上がるので買うタイミングとしては好機と言えます。



オルカン と 金

金はよく「守りの資産」と言われますが、経済ショック時でも安定性を見せてくれます。個人で金を買う人は少ない印象ですが、ヘッジファンドなどプロの資産運用会社は金を持っています。

という意味で、どの食事でも、安心感を出してくれる、水ですね。もちろん相性も「◯」です。ですが、水ばっかり飲んでいたら栄養はとれないので、これも適量に。



🏃‍♂️ 行動に移そう

皆さんの資産分散を改めて見てみて、目的=「意図していること」と実態=「実際投資している商品」に乖離はありませんでしたか?分散目的なのにオルカンと米国株買ってたり、全体のリスク下げるためにナスダック買ったり。

資産形成は「納得のいく投資」が一番大事と思っているので、色んなところから情報を得て、ご自身にあった投資のやり方を手に入れましょう!

あと悩む点としては、いくつの資産クラスを買えばいいか、ですよね!分散効果を得るには2-3でも十分で、詳しくは以下に書いてます!




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改めて、年初からこのブログ始めました、インデックス夫婦です!このトピックについて関連している過去の記事をいくつかピックアップします!お時間がある方は、ぜひ!


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