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外貨建て資産の為替リスクを分散させるには〇〇しろ

2022年初は、$1=115円でした。今年に入り、160円くらいまで円安が進みましたね。為替は上下するものとはいえ、ここ直近はかなり激しかったです。その為替リスクについては前回お話しました。

皆さんの中にも外貨建て資産に投資している方がほとんどのはず。為替リスクは絶対付きまとう中、どうやって分散させるか?

今日はそこに迫っていきましょう!

(※本記事は最後まで無料記事となります)



外貨建て資産には2つのリスクがある

皆さんの中にも、外貨建て資産を持っている方も多いのではないでしょうか?

便利な世の中になり、SBI証券や楽天証券などで通じて、ワンクリックで色んな国の資産を持つことができるようになりました。これは日本の株や債券など円建ての資産だけでなく、色んな国の資産に分散できる。理想な資産形成ができるカラクリですよね。

📌外貨建て資産とは📌

外国株式、外国債券、外国リートなどのように、米ドル、ユーロなどの外貨で価格が表示される資産

でも一つ注意が必要です。

外貨建て資産を持つということは、”必ず”為替リスクを負うということです。これに例外はありません。なので資産の価格変動リスク+為替リスクの両方、ダブルでリスクを負うということなので、そこは認識が必要です!



外貨資産は円で買う。売るのは自由

では、外貨建て資産の「買う → 運用 → 売る」の各ステップを見ていきましょう。

外貨建て資産なので、運用はその現地の通貨で行われます。ということは、買う時と売る時は「両替」が必要となりますね。

📝買う時📝

私たちは、日本に住み、日本円で給料もらっているので、基本円で買います。ただ円でかって証券会社内で両替してもらう「円貨決済」か、手持ちの米ドルで直接かう「外貨決済」があります。

※外貨決済は、そもそも外貨を持っていないとダメ、
手数料の低い信託銀行での両替が必要など、上級者向け



📝運用時📝

私たちは選べず、外貨で行われます

📝売る時📝

売る時は、私たちに自由があります。例えば:
・円安時なら、円で売る
・円高時なら、外貨で売る



実は…外貨資産じゃなくても為替リスク負う

よく皆さん誤解されている点ですが、外貨建て資産は上記定義の通り「外貨で価格が表示される資産」のことです。なので為替リスクを負うのは当然ですよね。

でも、「円建ての資産だけど、為替リスクを負うもの」もあります。

その代表格は「eMAXIS Slim S&P」。円で評価されるので円建て資産です。でも、投資先がS&P指数に連動しているので、為替リスクを負います。
※この点については、キレイに整理して、別記事で書きますね!



為替が変動する... いつ買ったらお得なの?

「じゃぁ、円高で買って円安で利益確定するのが正解?」
「買うタイミングは?」
これらの疑問についてお話します。

確かに、これが理想です。
安い時に買って、高い時に売る。

でももし、これができるのであれば、皆さんはFXトレードでもう億万長者です。もしそれができるのであれば、このブログも読んでいないですし、とっくに悠悠自適している、と言い切れます!笑


このように、理想と現実に大きなギャップがあるのです。


現実問題、為替相場ほどわからないものはありません!
株の読みよりずっと難しいと言われています。

これを回避するには「時間分散」させること。為替は上下するので、為替を気にせず、相場もあてようとせず、円高時も円安時も買い続けることで、分散が効くということ。コツコツ毎月の積立てをするのが鉄則となります。

これをすることで、リスクを分散しながら、市場全体の成長に身を任せ、その恩恵を受けられる、ということ。インデックス投資ど真ん中ですね。



🏃‍♂️ 行動に移そう

皆さん、いかがだったでしょうか?

為替リスクは、海外に投資をする場合、避けて通れない道。資産形成をする上で、為替リスクは分散させましょう!その答えはズバリ「コツコツ積立て」です。これがタイトルの答え合わせです!


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