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多様な発想支援士養成講座step1【すこやか】2023年7月期『エピソード語りで見えてくるインクルーシブ教育の視点』

こんにちは。NPO法人日本インクルーシブ教育研究所の御田村瑞恵です。

多様な発想支援士養成講座step1【すこやか】で『エピソード語りで見えてくるインクルーシブ教育の視点』を2023年7月~9月に視聴された方々の感想を紹介します。お話いただいたのはインクルーシブ教育の実践研究をされている青山新吾先生です。青山新吾先生のプロフィールはホームぺージをご覧ください

それでは、7月期(7月~9月)の受講生の感想をご紹介します。

  • 青山先生の動画から、印象的な言葉がいくつも出てきました。「優しいどうして」「集団の中の個」などなどです。学習支援員として小中学校に勤務していた時はどこで学んだのか、私の中にそういった意識が常にあったような気がします。これからもそういった意識を忘れずに全ての人たちに接していきたいと思いました。【大学職員・保護者】

  • 青山先生の優しいどうしてのお話を何度も聞かせていただいたにも関わらず、強いどうして?が表立ち、なぜその行動に至ったか、その背景を理解をする努力を怠っていたように思います。また、先生がおっしゃられていた、『目には見えないけれどもそこには生じていると思われることを言葉に置き換える努力』これらの学びを心に刻み、行動、言動を子どもが前向きに取り組めるよう改めていきたいと思いました。子どもの主体性を重んることが、実は孤立をさせている、ということを教えていただき、そのような見方に新たにきづくことができました。『集団の中の個』ということを確かに忘れてはいけない、そのように思いました。多角的な視野でのものの見方、とても勉強になります。【保護者・会社役員】

  • 問題行動の背景要因は何かを検討するためにも、優しい「どうして」を使う有効性を学びました。余裕がない時、「さっきも言ったでしょ!」と言いがちなので、気をつけたいです。また、主体性をもとに子ども主導権を渡すと、子どもが孤立した世界に入り、問題解決からとうざかることを学びました。貴重な講義、ありがとうございました。【学習サポーター】

  • 「いろいろな子どもたちがいること」「すべての子どもが同じように行動しなくてもよいこと」を前提にしていくだけで、見えてくる風景はやわらかくなってきます。大人も子どもも、年齢に関係なく、ひとりの人として相手に敬意を払い、ときに面白がりながら語る先に見えるのは、明るい未来なのだと思いました。【特別支援学校教員】

  • 私には重度の知的障がいを持つ娘がおり、支援学級や支援学校に通っていたので、青山先生のエピソード語りを見てリアルに情景が浮かんできました。とても楽しく拝見させていただきました。その中でも『支援の前に人としての付き合いを』というところが印象に残りました。分離教育が当たり前の日本の中で、かえって支援教育を受ける生徒を差別化していると思います。今すぐにインクルーシブ教育へ変革するのは難しくても集団の寛容度をあげることや、支援教育の視点で普通学級を作っていくということは今すぐにできることだと感じました。優しいどうしてかな〜⁈も今日から使っていこうと思います。ありがとうございました。【当事者家族・自営業】

  • インクルーシブ教育ということばを最近いろいろな場面で聞くようになってきましたが、その指し示す内容がまちまちであり、少し混乱していました。でも、青山先生の講座では、どのような意味で使われるかをはっきりと示してくださっていたので、とても整理され、分かりやすかったです。インクルーシブ教育を進めていく上で持ち合わせていなければならないマインドについて考えさせられました。リアルなエピソード語りを通して進めてくださったので、分かりやすかったです。【主婦】

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いかがでしたか?感想を読むだけでもインクルーシブ教育がどんなものなのかを理解できたのではないでしょうか。NPO法人日本インクルーシブ教育研究所が主催する「多様な発想支援士養成講座」は、インクルーシブ教育について学びながら人々がゆるやかに繋がっていき、社会全体で子ども達を支えていけるよう構成しています。子どもと大人が幸せに暮らしていけるヒントがたくさんつまっている動画を視聴して学ぶ講座です。子どもとの関係性や保護者対応にお困りの方、いろんな人とつながることに不安を感じる方、発想の転換でいろんな困りごとが解決できるようになっていきますので、ぜひ視聴してみてください。

多様な発想支援士養成講座は、毎月25日までにお申し込みいただき、翌月1日から3ヶ月ご視聴いただけます。3か月間の視聴で、多様な視点や発想を学ぶことで自分と周りの人達との違いが見えてきます。そして、それぞれの違いを受け入れていきながら、皆さんとゆるやかに繋がっていけると嬉しく思います。「多様な発想支援士養成講座」の詳細はホームぺージからご覧ください

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