たくましい人とはどのような人なのか
こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。
インバス アカデミー創設者の鳥原隆志です。
よろしければ最後までお読みください。
予想のつかない将来をどうとらえるべきか
現代社会は大きく変化しています。
以前からこのような言葉は使っていましたが
コロナ禍以降はさらに加速し、そして私たちの周りでも身近に体感するレベルになってきています。
日本の国力の低下が叫ばれ、過去にないほどの人手不足。
テクノロジーの発展により単純作業がどんどんと機械に切り替わります。
以前は海外の若者が日本に高い賃金を求めて職探しに来ましたが、
先日のニュースによると、今は日本の学生が高い賃金にひかれ海外に出稼ぎに行っているそうですね。
この先どのような社会になっていくのか予想がつかないわけですが
お子さまを持つ親にとっては少し心配になる方も多いでしょう。
たくましい人とは
このような環境変化の中、我が子にはたくましく育ってほしいと願うご両親も多いわけですが、では「たくましい」とはどのようなイメージでしょうか？
いろいろなお声が聞こえてきそうです。
・困難に立ち向かう力？
・自分で考えて行動する力？
・さまざまなことを柔軟に考え生き抜く力
以前私たちインバス アカデミーが小学生のお子さまをお持ちのご両親にアンケートを取ると、このような答えが多かったですね。
私自身も子どもがいて、彼女には「自分一人で生き抜く力」をつけてほしいと願っています。
そのために親は何をするべきかを考えました。
よい学校に行かせたい、そして高い学力をつけさせたい
こう考えました。
しかし、本当にそれだけで十分なのか？という、なにやら引っかかるものもありました。それは私が独立前に勤めていたいわゆる大企業では、高学歴は確かに高いステップのスタート台にはなるものの、学歴だけで生きていけない状態を目の前で見ていたからです。
ではたくましいとはどのような姿なのか。
私なりに簡単にまとめました。
・心の強さ ストレス耐性やポジティブに捉える力
目標へ突き進む持続性など
・知性 問題を解決する力や論理性、意思決定力など
・社会性 周りとコミュニケーションを取る力 リーダーシップなど
いかがでしょう。
皆さんの周りでたくましく生きていらっしゃる方を想像していただくと、このようなキーワードが当てはまりませんか？
子どもにたくましさをつけるためにするべきこと
では次は私たち親が子どもにたくましさを付けさせるために何をするべきかを考えましょう。
ここで考え込まれる方が多いと思います。
私自身もすぐに答えが出せませんでした。
なぜなら、先ほど挙げた３つの項目は教えることができないからです。
いえ、教えてしまうと逆にたくましさが削がれることもあるのです。
子どもがたくましく育つ一番大きな要素は 「経験」 です。
しかも「失敗の経験」が人を大きく伸ばしその割合は７割もあるという説もあります。
そのためには親ができることは
・失敗を恐れず体験させること
・解決策を自分で考えさせること
・周りの異なる考え方の子どもと接する機会をつくること
ではないでしょうか？
子どもにインバスケットを
自己紹介が最後になりましたが私の専門分野はインバスケットツールの開発です。
インバスケットについては以下のリンクで簡単に説明をしていますが、
https://www.inbasket.co.jp/inbasket/
簡単に表現するとビジネスシミュレーションゲームです。
実際に架空の主人公になりきり、これから遭遇するだろうシーンやトラブルを模擬空間で体験しどのような行動を取ったのかを振り返り学習します。
今は主に大企業のリーダーなどのいわゆるエリートが受ける教育ツールです。このツールの最大の特徴は「答えが存在しない」ということです。
つまりどのような判断をしたかは評価しません。
ただその答えの出し方は分析し、漏れているプロセスがあればそれを改善します。
私たち講師は「答えがない」という原理の下、「教える」ことはしません。
もちろん人間として「こっちの選択肢の方がいいのではないか」と思うことは多々あります。しかしそれを教えると、受講生の自分で答えを出す力が伸びないからです。
私は子どもたちにもインバスケットを受けてほしいと思います。
もちろん大人たちが受けているビジネスのインバスケットではありません。
これから大人になるにあたり必ず遭遇するトラブルや人生の転換点などの「大人のインバスケット」です。
そしてほかの子どもたちの考え方や見方と比較して、どうすれば自分らしく生きていけるのか？いろいろな決め方を学んだり、さまざまな問題の解決法を見に付けてほしい。実際の社会に出てからの失敗よりも、インバス アカデミーの教室の中でよい失敗をたくさんして、学校やご家庭で学べない力を付けてほしいと考えています。
私はそのような子ども教育の施設を作りたい気持ちでインバス アカデミーを設立しました。
私たち大人が子どもにできること
たくましい大人とは何か一つ能力があれば成り立つモノではありません。
いろいろな能力やスキルの複合体のようなものです。
またこれらの能力やスキルはバランスよく発揮されて初めてたくましい大人になると思っています。
問題を解決する力がとても優れていても、周りとうまく関われなければ障害を克服することはできないようにです。
バランスを確認するには測定する必要があります。
これらの能力やスキルは目に見えないものだからです。
インバス アカデミーではこれらのスキルを測定することもできます。
そして測定結果に応じ、お子さまそれぞれに合わせた教育プログラムも用意しています。
どのようなプログラムなのかは、インバス アカデミーのスタッフが今後紹介してくれるようですので、ぜひこのNOTEをまたご覧ください。
皆さまが考えるたくましい大人とはどのような大人でしょうか
ご意見お待ちしております
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