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建設業界に転身して感じたこと[part02]

稲田建設、企画部の稲田慎之介(いなたしんのすけ)です。

今回は稲田建設が行う新たな取り組みについて触れていきます。


企画部を通じて「建設業を”より身近に”感じていただきたい」

稲田建設”社内案内”より

建設会社の課題としては、コミュニケーション・可視化・技術継承が大きくかかわっていると私自身は考えております。建設現場においては仮囲いをして中が見えずどういう作業をしているかわからないことから始まり、建設業界は閉鎖的なイメージが強く、一般の方は中身の部分が目に触れずらいものなのかなと感じております。見た目や雰囲気でのイメージが独り歩きしてるように感じました。
※仮囲いは施工上非常に大切な工事のため、なくした方がいいと言っているわけではないです!それがだめということではないです!

建設業はダイナミック且つきめ細やかなもので、人を魅了できる技術や働き方があると弊社は考えております。

私はそこで、建設会社をより身近に感じていただく環境を整えること、何より社員同士の繋がりの強化と情報発信を通じて社内と関係業者との一体感を作るためにも必要な部署だなと考えました。

企画部として実際に行っていることを紹介していきます。

1.コミュニケーションを通じた”カイゼン”

弊社では四半期に1度くらいでイベントを開催しております。
●4月「新人歓迎会兼花見(BBQ)」
●7月「納涼会(ビアガーデン)」
●10月「部署毎会(飲み会あるいはアクティビティ)」
●12月「忘年会」
などを開催しており、従業員同士のコミュニケーションの場や社長と従業員との意見交換の場などになったりしております。
弊社では現場毎で班の編成を組まれている分、部署内でも班の人以外とのコミュニケーション、他部署とのコミュニケーションの希薄化を防ぐために、同じ組織の仲間であれば、コミュニケーションを取れる体制を通じて、業務上の悩み解消や問題解決できる仲間が多い方に越したことはありません。
そのためにも、こういった行事を通じてコミュニケーションを取れる環境を提供しております。
その他にも、若手社員に対しての1on1ミーティング(2023年1月~実施)の導入や責任者研修(2024年2月初開催)なども設けており、若手~責任者のカテゴリー毎でもコミュニケーションを取る場を設けております。

社内でのコミュニケーションを通じて、まずは組織に一体感を持たせて、「現場作業員は現場のことだけ」ではなく、会社組織の一員として「現場作業を行う」意識を持ち、会社生活を通じて人間力と技術力を磨き続けれる環境を提供し続けようと考えております。

今後も、最新のコミュニケーションツール(IT)の導入、社内行事や新たな規則の実装の予定もしております。
実施の告知や実施のレポも掲出していきますのでその際はチェックよろしくお願いします!

2.会社を”見える化”

弊社では経営者会議を2023年よりスタートさせ、2024年2月に責任者会議を開催しました。
会議で話した内容については、これから先残り続ける企業になるために我々は何をすべきか?働きたい、残りたいと思える組織にするにはどうしたらよいか?という事柄から逆算をし、改めて定義づけを行う会議にしました。

2-1経営理念/経営目標/行動指針/人事考課制度/の見直し・策定

一人一人が活き活きと働くためには、「安心して働ける環境」「成長や自己実現ができる環境」「評価をしてもらえる環境」などが挙げられるのではないかと弊社としては考えております!

  • 会社は実際、どこに向かっているのか(方向性)

  • 会社はどういったことを提供しようとしているのか(価値)

  • 会社が大切にしている価値観(考え方)

  • 従業員が主体的に働ける環境であるか(モチベート)

ただ、働くということもいいですが、生きがいを持ち、その人の人生において「ここで働けて良かった」と思える環境を作っていきたいと考え、以上4点について会議を通じて深堀、発案し、責任者の方と話し合いを進めていきました。

会議を通じてたどり着いたキーワードとしては、”強い”企業ではなく、”強かな”企業を目指すことが大切であると結論づきました。厳しい時代変化であるからこそ、”柔軟に前に進んでいく変化を恐れない組織”であることを目指し、組織力で乗り越えていくことを大事にしていきます。

※一番気になる策定した内容は現状伏せさせていただきます。
広報上の関係ですので、正式にお伝えできるタイミングになり次第、こちらも実際の内容を公開していきます。

3.技術をもっと”オープンに”

可視化という部分に精通する事柄でもありますが、技術をもっとオープンにすることが従業員の一人一人の意識改善と成長を促すきっかけになると考えました。

実際の取り組みについていくつか紹介していきます。

3-1 トレーニング施設の完備

建設業では『入社してすぐ現場に入り先輩に教えてもらう』が主流ですが、現場は忙しなく落ち着いて教える環境があまりないのが現状かなと感じます。

それを実際に解消していくために、研修施設を設けました。
重機も使用でき、土工事に関わる付随の工事などにも対応しております。建柱工事についてはまだ構想段階ですが、土工事にかかる研修であればカバーできるような施設になっております。

未経験者の方々にも1,2週間程度研修を行っていただいてますが、年次ごとにもこちらを活用して研修対応しております。
実際の指導員は未経験者に対しては若手が指導をし、若手の指導は熟練のオペレーターや職人さんから指導を受ける。

このような形で教育を通じて循環を生み出す場として活用しております。

技術が技術を繋ぎ、安心して働ける環境を提案しております。

【トレーニング施設】紹介写真

3-2 弊社独自の研修制度

私は前職の経験を通じて、弊社でも研修を充実させ、一人一人が学べる環境作りをしております。

他研修制度多数有り

新卒・若手・中堅・責任者とキャリア毎に向けた研修制度を展開しております。

弊社では業界未経験の方含めて皆さんが活躍できる場を提供し、皆さんが建設業階の仕事を有意義に感じていただけるように整備しております。

以上の企画にとどまらず、会社の潤滑油として現場内外の視点を活かし、会社のニーズに合った形で提案している規格の数々ですが、同じ悩みを持ったような建設会社様いらっしゃると思います。
我々、稲田建設ではチャレンジすることをあきらめず、前向きに課題を捉え、改善提案をし続けていきます。

もっと詳しいことが聞きたい、実際の中身はどうなの?そんなご相談がありましたら問い合わせいただけますと喜びます!

業界改善をするためにはまずは自社での改善が一番です!
建設業をより身近に、働きたいと思える業界・会社に選ばれるように!

ご視聴ありがとうございました。

今週も1週間お疲れ様でした。また来週!