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「イカ」の生態がすごい!繁殖活動は命がけ!?by海鮮お取り寄せグルメECサイト豊洲市場公式『いなせり市場』

こんにちは、いなせり市場です!

以前タコの記事を書いて人気だったので今回は『イカ』の記事を書きます!

日本人が大好きな魚介の一つと言っても過言ではない「イカ」ですが、皆さんが意外と知らない、驚くべき生態を持った生き物なんです!

今回はそんな「イカ」の生態ついてご紹介したいと思います!

■イカの生態まとめ

<分類>

「イカ」は動物の大きな分類に分けると「軟体動物門」に含まれます。

貝、タコなどが含まれるグループで、脊椎を持った「脊椎動物門」の「魚」や「人」とは大きく異なる進化の道のりを歩んできた生き物です。
その中でも頭から足が生えている「頭足綱」に属しており、10本の足・腕がある「十腕形上目」に所属するのが「イカ」の仲間です。

簡単に言うと、「イカ」は「魚」の仲間ではなく、貝、タコなどと同じ軟体動物の仲間で、頭から足が生えていて、足(腕)が10本あるのが「イカ」です!

★「イカ」うんちく!
「イカ」のひれ(エンペラ)の付いた部分は実は胴なんです。

<種類>

「イカ」は日本近海だけでも100種以上います。

これらの「イカ」は、「イカ」の甲と呼ばれる骨の性質などで、「ツツイカ目 (まぶたのような験膜がある開眼目とない閉眼目に分けられる) 」と「コウイカ目」に大きく分かれます。

「ツツイカ目」の甲は薄く透明な見た目をしていますが、「コウイカ目」の中の甲は白く、穴がたくさん開いた発泡スチロールのような見た目をしています。

▼有名な「イカ」の所属

<閉眼目>
白イカ(ケンサキイカ)、ヤリイカ、アオリイカ

<開眼目>
スルメイカ、ダイオウイカ、ニュウドウイカ

<コウイカ目>
コウイカ

■どんな「イカ」が食べられている?

平成25年の「イカ」の漁獲高は年間約21万トンですが、そのうちの約17万トンは「スルメイカ」です。
したがって、「イカ」の内、食べられているものの多くは「スルメイカ」です。(参考:全国いか加工業協同組合)

他の日本近海の「イカ」はおおよそ産卵期1回なのに対し、「スルメイカ」は生息する海域によって産卵時期が異なっています。
秋に産卵するものと春に産卵するものが場所を分けて2回漁獲されるので、2回旬があるというのが恐らくたくさん獲れて好まれる要因の一つではないでしょうか。

■「イカ」の驚くべき特長がこれだ!

①地を這わずに水中に浮き、胴と頭の間から水を吸い込み、漏斗状の口から吐き出すことで高速で移動する!

ダイビング中、バッタリ遭遇した際、私が近づきすぎると20m以上先の見えない場所まであっという間に消えてしまったというときもありました。

②体表の色をすぐに変えられる!

威嚇や求愛、擬態などいろんな用途で体の色を変えているようです。
ピカピカとコンマ数秒で点滅を繰り返すことができる種や、ホタルイカのような淡い発光ができる種など、様々な光り方をする種がいます。

③吸盤に歯が付いていて、獲物を逃がさない!

タコは筋肉を収縮させて圧力で張り付くのに対して、「イカ」は吸盤にトゲの付いた骨を付けることで獲物を逃がさないのです。

④2本の長い腕を収納できる種もいる。

8本の足(腕)と2本の長い腕があるイカがほとんどですが、閉眼目のイカはその2本をしっかりと収納できるポケットを持っているとか!

⑤イカの墨は相手をだます墨!

イカの墨は水中では広がらず、まとまります。「イカ」を襲おうとした相手はそれを生き物だと思い、狙いが定められなくなるんだとか。

⑥熱烈、過激な求愛!

まずはこちらをご覧いただきたい!

「コウイカ」の仲間の「ボウズコウイカ」は、長い腕を巧みに使いハート型や鋭いとげのような形など作り上げ、雌の前で振りかざして求愛します。
その後、V字に激しく腕を出したり引っ込めたりを繰り返します。

また、別の「コウイカ」の仲間の「シシイカ」は、同じく雌のそばで体を細い針状にし、点滅を繰り返す求愛をするのだとか。

愛のためになら体の無理は厭わない…なんて素敵なんでしょう!

「イカ」の驚きの生態が少しでも伝わったなら嬉しいです!
色んな種類が居るので是非、お店などで見て食べて、比べてみてください!

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