【保護者インタビューvol.4】「やったことないからやってみる!」にびっくりしました。
子どもオンライン・インプロショー『IMPRO KIDS at HOME』に出演した子どもたちの親御さんに、ショーを振り返ってお話してもらうインタビュー第4弾。
今回インタビューしたのは、恭平さん。
以下に紹介する、まほちゃんのお父さんです。
まほ:IMPRO KIDS TOKYOの中で、唯一の湘南クラスの生徒さん。今回のインプロショーでは、「天使と悪魔」というゲーム説明のために絵を描いてくれました。インプロも始めたて、オンラインも初めて、柏の葉の子どもたちもみんな初めましての中で参加をしてくれました。
ーー印象的だったシーンはどこですか?
大喜利で、自分から手をあげた瞬間です。
まほはショーの中ですごく小さく手をあげてましたが、いつもは指名されないと発言できなくて、手を挙げることもあまりしません。「自分が言わなくても、他の子がもっといいこと言ってくれる」って思ってるのかもしれません。
でもこのときは自分から手を挙げたので、「挙げられるようになったんだな」って思いました。
手あげたけど、すぐにはあててもらえなかったじゃないですか。あててもらえなくて「下げちゃうかな」と思ったんですけど、また次も挙げたんです。
それでまほが「こんな回転寿司は嫌だ」の回答で言ったことが「えびしかない」と言った瞬間がとても嬉しかったです。(ちなみに私も「かっぱ巻きしかない」と思っていたので、親子で通じ合ってるなあと思っていました(笑))
ーーまほちゃんは一人だけ湘南クラスですよね。そんな中で手をあげるのはとても勇気のいることだと思います。
オンラインクラスが始まったばかりの時期はメソメソしていました。他の子は柏の葉でT-kidsでリアルな繋がりがあったけど、まほは実際に会ったことがないんです。だから柏の葉の子たちと初めてオンラインでインプロしたときは、「うまくできない」って泣いてました。
そんなときに、柏の葉クラスの先輩であるはなちゃんが絵日記を見せてくれて、「新しい子が入ってきて、嬉しかった。また一緒にやりたい。」って書いてくれたのをみて、すごく救われたと思います。
はなが書いてくれた絵日記。
ーーショーを見て、どんな部分にお子さんの成長を感じましたか?
「天使と悪魔」で役割を決めるときに、「人間役やる!やったことないから!」と、得体の知れない、初めてのことに挑戦した姿です。
手を挙げられるだけで成長だと思うのですが、そのときは「はい!」って手をピンと伸ばして発言できたんです。
まほの中で「楽しさ」が「ビビり」に勝ったんでしょうね。
ーーIMPRO KIDS TOKYOはお子さんにとってどんな場所だと思いますか?
話しやすい場所なのではないかと思います。
まほは大人の前では自分のアイデアをどんどん出せるんですが、同世代の子と話すときに萎縮している感じがしていて、学校とかだとあまり自分の意見を言わないことがあるんです。「大人ならなんとかしてくれる安心感」みたいなものがあるのかもしれません。
でもIMPRO KIDS TOKYOの同い年くらいの子と過ごしているときには、自分から手を挙げたり、アイデアを言えたりしている姿を見ることができます。
インプロやっている子同士の中には、受け入れてくれる安心感や、安心して失敗できる関係性があるようです。だからまほにとって勇気のいることも、チャレンジできているのではないかと感じています。
【おまけ(というか大特典)】
きょうへいさんが作ってくれた、柏の葉クラスと合同になる前の、湘南T-Siteクラスの動画です!(まほの一生懸命さと素敵すぎる編集に、心温まる・・・)
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文章:松島和音
動画:Nekoneko
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