怠惰部の栄光とその慢心

人として上手く生活出来ていない植物です

怠惰部の栄光とその慢心

人として上手く生活出来ていない植物です

最近の記事

勿忘草の青

答えが一生かかっても出ないくせに、ジクジクと心を蝕んでいる悩みがある人は結構存在していると思っている。 僕にとってはそれが高校時代の彼女と久しぶりに連絡をとった時の話になる。 僕は当時彼女と付き合いながら在籍していた高校を転校という形で後にしているんだけど、別にそこに何か問題があってという訳では無い。本当に個人的な理由だ。 急に決まったことだったのでその子とはほとんど自然消滅みたいな感じで疎遠になっていったんだけど、もちろん学校ではそんなことは誰も知らないので色々起こって

    • 見切りを付けよう。SNSに人間に。

      インターネットの発達に伴って一番カスだなと思ってしまうところに「異常者が可視化されてしまう」がある。 一昔前の平凡な人生ならそれと出会うことはあるにしろ関わらないようにすることは難しくはなかったように思える。 しかし現在、SNS等によって容易に人間の内面を知ることが出来るようになって「世の中にはこんな数の凄い人がいるんだ。」と実感することになった。 別に○○がどうとか言うつもりは無いけれど、真実がどうとかほざく前に理性を持って生きて欲しい。 世界の全てが敵に見えて攻撃的

      • 勝手に詩集出す(逐次追記)

        倦怠に幸福 焦燥に空白 押し寄せる波に心をさらわれても 身体はここにある 時が記憶を断つように、夢がいつしか掠れてしまうのが嫌で閉じるアルバム 歳を重ねる度 ある筈のなかったポエミーが顔を出す 青 どっちつかずな感情の色 未明、太陽が昇るのをこの目で見ると いかに自分がちっぽけな存在であろうかと認識する この時間に最も相応しい煙草は無数にある 今日はピアニッシモであろう どんぐりは人から見るとそれほど背丈は変わらないよ と伝えなければ伝わらない 終わりが近づい

        • 凄く良くないことをこれから書くのだけれど。 今の意味不明な生活を続ける人生を送るなら 「小学生時代に虐められて泣きながら下校している子を励まそうとしたら突き飛ばされて事故に遭う人生」 の方が良さそうな気がしてきた。

          朝の諸々

          A.M 4:37 どこかの家で猫が大喧嘩している。 猫ってあんな声出すんだ……。 イー!ってして歯の隙間から空気出してるおじさんが思い浮かんだけどアレって何やってるんだろう。 A.M 6:24 眠くもならないし寝たくもないのでいろいろ考え事をする。 一般的な悩みみたいなものは一通り考えた事があるので奇を衒わないと自分が納得できない。 そんなことを繰り返しているうちに奇を衒った考えで自分が置換されていって、だんだん変な人間が出来上がってしまうのではないかと思う。 雑魚のス

          別に辛くもないし嫌でもないけど

          どうせ全部は書ききれないだろうから思い付いた分だけ書こうと思う。吐き出しているだけだから多少おかしな文章になるのは許して欲しい。 きっかけは昼に見たニュースだった。 3歳くらいで中国語を学習!教育ママに密着!みたいな。 『教育ママ めちゃくちゃ好きじゃない言葉ではある。 今この現状に2人の教育ママが関わっているからかもしれない。 苦しくないし嫌でもないけれどモヤモヤの原因になっているのはほとんど確実だ。』 そのニュースを見て不快感を覚えたのを1人でどんどん深堀りしていっ

          別に辛くもないし嫌でもないけど

          肉体を捨ててみたいという話

          成功者(自称)の高圧的な態度にカリスマを見出してしまう人間がいるかもしれない。 断れない人が割りを食うのかもしれない。 親に敷かれたレールに気づかないまま大学生になって、やりたいことが全く存在しない人間になるのかもしれない。 世間のノリがキツくて1人で苦しい気持ちを抱えているのかもしれない。 そもそも他人と感覚がズレていると感じている人がいるのかもしれない。 どこまで行っても結局は「自分」と「他人」の関係が永遠に続いていて疲れ果てている人がいるのかもしれない。 た

          肉体を捨ててみたいという話

          揺籃から墓場まで持っていくのは本当に大切な友人だけにしよう

          揺籃から墓場まで持っていくのは本当に大切な友人だけにしよう

          恋愛する気力は全く無いけど傍に誰かは居て欲しい。みたいな

          恋愛する気力は全く無いけど傍に誰かは居て欲しい。みたいな

          9月8日

          この頃、頻繁に「どうして生きているんだろう…。」と考えている。 ネガティブな意味ではなく単純によくわからない。 何かを指針として生きていないことは確か。 別に働く気も無い。 小学校の卒業に際して作ったアルバムに〖将来の夢:ニート〗と書いてあった。 初志貫徹のまま12.3年経過したらしい。やる。 浪人をスっと辞めてからあと1週間弱で6年が経つらしい。 この6年の間、ずっと"労働"のことばかり考えていた気がする。 派遣でいろいろな職種に触れたりしたが、一番やりがいを感じていた

          ペトリコーラー

          ネガティブな感情は寝ると全部無くなってしまう。 いつからなのかは覚えていないけど学生時代にはもうそうだった。 おかげさまで、ごあいにくさまで?、最後にいつネガティブな感情が表に出てきたのか覚えていない。 しばらく怒ってなかったような気がする。 そして今日が久々だった。 ネガティブに押し潰されて何も考えられなくなった。 負の力は強い。重たい。 今はもう平気だが疲労感だけが残された。 「感情というものは重たいんだなぁ…」などとよくわからないことを考えている。 どこにのしかか

          こんなどうでもいいことに時間使ってないでしっかり生きよう

          妄想はしばしば現実に起こる。 それは現実に起こり得る事柄であるからこそ起こる、という訳でもない。 本当に風が吹けば桶屋が儲かるし、一羽の蝶の羽ばたきがあるところでトルネードを引き起こしてしまう。 物理法則に準拠している妄想である以上、それは起こるのである。 物理法則は宇宙の自然言語であり、数学は文法だ。 別に数学が発達しなかったからといって植物の葉がおかしな付き方をする訳でもないし雪の結晶がいきなり生物の形をとるなんてことも無い。 そのような形をとることが出来るのは正しく妄

          こんなどうでもいいことに時間使ってないでしっかり生きよう

          影絵とロールシャッハと結婚という行為

          自分の周りの人間以外、いやなんなら自分以外の人間は全て影絵のような真っ暗で平面的な人間だと思って生きてる。 生きている次元が違うから見えている景色も違うし、外から見たって他人のことは何も分からない。 他人だって同じこと。僕のことは何も分からない。 そう考えているから精神を病んで通院している時、医者や福祉関係者から「まるであなたの悩みはわかっていますよ」と言わんばかりの寄り添いに対して不快感を感じたんだと思う。 「あなたのことを理解するためにカウンセリングなどをします」なんて言

          影絵とロールシャッハと結婚という行為

          本やらなんやら

          本来の用途では無いだろうけどもう普通にブログとして使っているのでダラダラ書こうと思う。 本は好き。いろいろ読むけど一番好きなのはエッセイ。 もちろん本を書いて出版しているくらいの人だから、こう何気ない日常からエッセンスを抽出するスキルは格別なんだけど多分一般人が書いても面白いと思う。 どこどこで何してどう思った。 そういう傍から見てただけじゃ分からない人の視点みたいなものが凄く面白くて好きなのかもしれない。 人を理解するのに大事なことって多岐にわたると思うんだけど、僕は好

          行く雲、流るる水

          何も考えることなく動いている刹那と日々が続いている。 ごく最近まで色々なものに惑わされ悩んでいた気がしなくもないけど。 何も考えずに動くだけの人形はもはや人間とは言えないただの動物の様ではあるが、これが思うより数倍楽だ。 誰にも心乱されることなく、何にも心乱されることなく、ただ自分が望むことだけをしているような生活。 見る人が見れば「それが成立するのがまず普通じゃない」と言うかもしれない。 小学生のいつだったかに将来は何になりたいか?という質問の記憶がある。 「普通のサラリ

          輪廻転生

          性悪説でこの瞬間も生きているんだけど、結局いつも他人を信じている気がする。 自分の周りにいる人、関わりがある人に対してはすぐ心を開いてしまってあっという間に心中を晒してしまいがち。 関わりがある人たちのことはみんな好きだけど人によって「ここまでなら話せる」みたいなラインが変わってしまうから誰にも話せないような出来事が起こった時に自分一人で苦しまなくちゃいけなくなる。 こう、なんていうかさ、形容しがたい鬱屈と倦怠感に苛まれて日常生活も満足に送れないと自分が自分でいる意味みたい