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リウマトレックス服薬4ヶ月、いま。


このボコっとは何だ?

リウマトレックスを飲み始めて約4ヶ月、7月の終わりに病院で2ヵ月ぶりの血液検査。

手の甲と肩の違和感はいまだ残っているし、右手中指は固まったままだけれど、脚・足の具合はかなりよくなって、歩くスピードもリウマチになる前と同じくらいにもどったし、階段の下りもぎこちないながらできるように。少し余計な手間(とそれゆえの時間)はかかるものの、ほぼ問題なく日常生活を送れるようになってきていたから、いい感じに気が緩み始めていたのだけど。

病院へ行く1週間ほど前、右手の甲と左肩の付け根になんとなくボコっとした突起があることに気づいた。「何これ!もしかしてヤバいやつ?」不安を感じつつ、「ようやくここからと思ってたところなのに!」やるせない気持ちで、検査結果をききに行く。

⇒ 以下、病院でのやり取り

医者 「薬、効いていますよ。数値(CRP/MMP3/血沈)が全部規定値に収まってる、よかった!」

私  「あれ、ほんとですか?よかった・・・というか、腫れというか固くボコっというのができているのに気づいたんですが。」

医者 「(触診しながら)・・・うん、これ、大丈夫でしょう。」

私  「うわ、ほんとですか?よかった!何ですか、これ?」

医者 「リウマチ結節のようなもので、変形じゃないと思います。時間はかかると思うけど、大丈夫。」

私  「結節って何ですか?」

医者 「炎症反応が強いところでリウマチと身体がせめぎあっていると、こうした反応があります。」

私  「検査数値は規定値内なのにですか?」

医者 「普通、先に数値に表れて、後から症状に出ることが多いんです。大丈夫、このまま4錠で様子みましょう。それで、ずっと症状が残るようだったら、また対応を考えましょう。」

私  「よかった~。安心しました、ありがとうございました。」

医者 「それと、肝臓の数値が少し上がってるけれど、これはリウマチに対して効果があるよという証拠なので、気にしないようにしてください。」

私  「はい。(血液検査の日がフォリアミンを飲む日で、この日は飲む時間が遅れていたので、そのせいもあるかも?と考えた)」

「数値が先で、症状が後。」というのはリウマチが治った人たちのお話しでもきいたことがあるので、やっぱりそうなんだ~って納得。ボコっというのがあることにかわりはないけれど、お医者さんからの「大丈夫。」ということばに、安心した気持ちで夏を迎えられそうなことがなによりうれしかった。とにかくこれまで通り、やれることをやろう。


やれること継続中

◎生活習慣を整える
 ・食生活:白砂糖、小麦粉、古い油、乳製品、合成添加物
 ・温める:家でも靴下、エアコンは最低限、お風呂にゆっくり
 ・こまめに水分補給:基本的には常温、冷たい水は暑すぎるときだけ
 ・十分な休息:かなり寝てる、だるい時や頭痛のあるときなどは昼寝も

⇒食生活については、色々制限チャレンジした中で、コーヒーとアルコールはほぼいらなくなった、というか飲みたいと思わなくなった。油はもともと弱かったから、特に困らず。私の場合は、甘いものと小麦粉が課題だなあ。ヨーグルト、アイス、ケーキ、パスタ、ピザ、うどん、ラーメン・・・食べたい!は変わらずあるので、外食時などに楽しむことにしてる。どうも、エネルギー摂取を糖ではなく脂?からという体質にすることが重要らしいのだけど。

⇒冷えていることに気づくようにお腹とか太ももを触って確認するようにしてる。風呂上りとか、体感かなりあったまってるのに、それでも内臓が冷えてる?ってときある。

◎厳しくなり過ぎない:外食時は気にせず楽しむ
 リウマチ治りたい!が強すぎて、あれこれ必死に調べてやってると、猛烈リウマチのことばっかり考えることになるので、それはかえってよくないな、と。ミイラ取りがミイラに・・・ならないよ!

◎楽しいと思うこと・スッキリすることに目を向ける
 これが結構難しい~長いことメンタルどーんになってたからか、興味・欲求がなかなか湧いてこない、ぼやーっとしてる・・・そんななかで、やってみてること。
 ・美術館・博物館を観にいってみた
 ・超久々に洋服を買ってみた
 ・リハビリをかねて超超久々に手作業してみた
 ・手首が痛いけれどギターを弾いてみた
 ・実家の屋上でゴザに横になって天体観測
 ・映画を観てみた

⇒何かしらやってみると感じることもあるので、ひとまず可能な限り思いつく限り手あたり次第、というのがいいのかも。

◎メンタル系の振返り作業:気づいたことからひたすら書き殴る
 書いている途中、無意識に頭の中で自分をタコ殴りしている時があるので、そこは要注意。反省するために書いているんじゃなくて、自分の本心に気づくためにやってるんだから、スッキリしたらそこがその件についての出口、ということかな?と思ってやってる。

◎適度な運動
 関節を動かさないと固まってしまうから、ぎこちなくてもストレッチやマッサージをしている。痛いから動けないというのがかなりストレスだったので、少しでも無理のない範囲で動かしていこう、可動域をひろげていこうという趣旨。

⇒加えて、最近ごく簡単な自重でできる筋トレをするようにした。なまり切った身体ではすぐに疲れてしまうけれど、それでもわずかな動きで汗をかいて気持ちもスッキリ。手首をつくと痛いので、ムリなく。でも、肩も手首も、前よりは動くようになったと思う、そういえば。うれしい。

◎リウマチ治癒&体質改善にピンときた本を読む
 リウマチと銘打った本だけでなく、気になったもの、なんか引っかかったものをあれこれ。何から書いていいかわからないので、また改めて整理して書いてみたいと思っています。あんなに読書嫌いだった私がこんなに読むようになるとは・・・というおどろき。

◎リウマチ治癒に必要と思う施術を受ける、自分でもやる
 ・各種整体(整体、気功整体 他)
 ・各種セラピー(腸もみ、クラニオセイクラルセラピー 他)
 ・セルフお灸、足裏もみ、背骨ストレッチ、気功 他
 ・サプリメント

⇒気功整体で、命門がバキバキになっているという説明あり。命門は生命エネルギーの元になる部分らしくて、「ずーっと気力体力低空飛行な状態はこれか!」と、妙に納得する。東洋医学的には腎陰虚という症状?らしい。簡単な気功の動作を教えてもらったので、それを毎日やってみてる。

⇒色々な施術・セラピーで、「もとは、身体も強くてパワーは大きいし、(いま現在の)状態もそこまで悪くないのに何で?という感じ。」というような説明をもらった。元が強いというのが希望がわく感じがして、なんだかうれしかった。

⇒セラピーで、「完璧を求めないこと!」と言ってもらったのを心に留めて生活しています。日常生活が送れている状態であれば、多少どこかが痛くても、違和感があっても気にしすぎないことが大事、とはほんとにそう思う。


人生初、人間ドックを受けてみる

このところ、リウマチとは別にいままで感じなかった身体の違和感があったので、気になるところ全部診てみよう、と受けてみることに。

・半年くらい前にできた鼠径部のしこり
・腎臓のあたりが凝っている?違和感?
・右胸の脇あたりが凝っている?違和感?

どれもリウマチになってから出てきた症状で、ネット検索するとけっこう不安になるような情報も多くて。薬の合併症かも?って若干気になっていた・・・というか、ほんとは気になっているのを気にしていないような気になろうとしていた(複雑)から、ウジウジするのをスッキリした方がいいなと思ったから。

結果、
・鼠径部のしこり:
 腹筋が弱っていて下がってきている(腸が?)だけ、触診では子宮に問題なし(細胞?検査結果は後日)
・腎臓:
 数値やエコー問題なし、腰回りの痛みは外科的な部分(骨盤の歪み)が原因と思われるので、もし気になるようなら整形外科へ、との診断
・胸:マンモグラフィーの結果は後日

鼠径部のしこり、ネット検索では結構怖いこと書いてあったりしたから、ホッとする。腎臓は、リウマチ薬の副作用だったら・・・と気になっていたので、こちらもホッ。

骨盤、ここにきて急に歪みがひどくなっちゃったんだよなあ。学生時代から歪みがあったけど、筋トレ&ストレッチで近年随分よくなっていたのにな。リウマチになってからずっと、階段を下りるときに横向きに左足から降りて、それを軸にして右足を揃える、みたいな偏った動きをしてたからかな?と推測する。(それからは偏らないように交互に軸足を変えてみたりしながら、いまはまっすぐおりられるようになった。骨盤のストレッチをできる範囲で再開。)

最後の医師面談では、その他の検査結果(一部後日を除く)についても「心配なし!」とのこと。懸念していた肝臓の数値も下がっていた。「リウマチのお医者さんにこの結果を見せてあげてください、気になっていると思うから。」という言葉に、なんだか感謝の気持ちが湧く。

何にしても私の思うリウマチ治癒への道は「安心する」がテーマだから、気になるところを確認できてよかったな。

あと、ちょっとウケたというか自信になったのは、血液とる時の看護師さんが「あれ、筋トレしてますか?ストレッチかな?」って聞いてきたこと。もともと筋肉質な私は、内心(またか・・・恥ずかしい、いやだなあ)って思いつつ「はは、筋肉質だからですか?よく言われます。」って言ったら、「いえ、血の出方が、そういう。すごいなあ!」と本気で感心している様子。血の勢いがあるのだろうか?とにかく、「感心して思わずきいてしまいました。」という看護師さんの様子から、血の状態が悪い感じじゃないらしいとわかって、うれしかった。


カミーノを目標に、治癒後の希望をイメージしつつ

リウマチの血液検査、次は9月中旬。なんとなく薬は増やさなくて大丈夫な気がしてる。「このまま、様子をみて減らしていって、できれば来年、また巡礼に行きたいなあ。」というのが私の当面の目標。焦らず、できることを少しずつ増やしていくように、ストレッチとマッサージ(+ムリのない自重の筋トレ)、あとは体力を維持~回復に向けてできることをする、というのがまずはその準備かな。

それと、最近ふと感じたのは、「リウマチ治癒のため、自分自身に集中!」といっても、内面のことばかり(振り返り系)に偏って、身の回り(服とか髪型とか、美容的な)のことにすっかり関心がなくなっちゃってたなあ、ということ。人にもそんなに会わないし、2セットくらいの服を交互に着るみたいな毎日、鏡も見ないし、髪もボッサボサのままクリップで留めて「これでいいや。」ってなっちゃってたよ・・・ヤバいわ、これ!って我に返って、手始めに超超超久々にヘアオイルとパックを買ってみた。こういう欲(身の回りに意識を向けて行動する)が復活してきたような気がする。これはいい傾向なんじゃないかなあ?と。

そしてなによりいちばん大事なのは、どうやって生きていきたいか、それをもっと具体的にすること。意識しているつもりでも、気づいてても気づいてなくても、それてたり、流されてたり、そもそも意識しているものがぼんやりズレてたりすることもあるから。

だけど、そろそろ外に出て活動したり人と関わりたい気もするのに、まだ何かもわーんとしているんだよな。それに仕事のことも、どうにかしたい!って思いながら、もわーん。この辺も焦らず・・・とはいえ。なにかいまできることから、動き出したいな。



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