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rakugaki_87「美術館へ行こう!【東京編】岡本太郎記念館」


岡本太郎記念館

私には「美術鑑賞」という唯一の趣味があります。
その「趣味」にもブームがありまして、第一次ブームが1985年〜1987年。
第二次ブームが2009年〜2018年。
第一次ブームの1987年から第二次ブームがはじまる2009年まで20年以上の月日が経っていますが、その間にも何回かは美術観賞をしています。
ただ「ブーム」の期間は、集中的に「美術館」に出かけているので「ブーム」なんですね。
このブログでは、私の大好きな「美術館」に出かけて、観賞した「美術展」の感想とともに、「美術館」の魅力が一緒に伝えられればなぁと思っています。

「岡本太郎記念館」は元々岡本太郎が自宅兼アトリエとして使用していた、東京・青山にある美術館です。
「岡本太郎記念館」には一度だけ訪れたことがあり、その時の美術鑑賞の感想ブログとなります。


●2009年10/28-2010年2/28「岡本太郎の『いきもの』」

岡本太郎の「いきもの」

岡本太郎記念館に行って来ました。
実はダリや岡本太郎は余り好きではありませんでした。
亡くなられてから15年経ちますが、こ存命の内は結構TVの露出が多くて「芸術は爆発だ!」とかばかりが目立って、変人扱いでバラエティなんかに出てたと思います(確かな記憶ではありませんが)。
作品より目立つ画家なんて!という理由からです(作品も十分目立ってるんですが)。
でも、あるとき美術誌か何かでピカソと一緒に写っている若き岡本太郎の写真を見て、この人はやはり凄い人なのかしらんと心に引っ掛かっていました(勿論凄い人なのですが)。
最近では「20世紀少年」(舞台は昭和40年代です)に出てくる大阪万博の太陽の塔は勿論、シンボルマークに使われてる手の中の目なんかも岡本太郎から来てますしね。

そんな訳で初めてお邪魔する事にしました。
元アトリエを記念館にしたみたいですが、こんな所に?って感じです。
表参道ですもんね。
館内は写真撮影OKです。
まずチケットを600円で買ってアトリエの部屋に。アトリエ前の部屋には岡本太郎のそっくり人形が。

岡本太郎記念館内にあるオブジェ

う~ん、〇〇○屋敷じゃないんだから・・・。
アトリエは天井が高くて沢山のカンバスが積み上げられており、ハケがデカイというのが印象。

2Fに上がると今回の企画展の部屋。

岡本太郎の「いきもの」


以下、チラシより抜粋します。
「人間でもない。動物でもない。不思議な世界としか言いようのない生き物たち。
不思議な“いのち”が、なまなましく、こちらに迫ってくる。
これが岡本太郎なのか。それとも彼の見つめている、
向こうの世界の象なのか。
ーでも、生きている!
かつて岡本敏子はそう言っていました。
岡本作品に登場するさまざまな「いきもの」たち。
それは岡本太郎の自画像なのかもしれません。
本展は、そんな「いきもの」たちを一堂に会します。
ギョロギョロっとした目玉が浮遊する空間のなかで、
太郎の描く生命のダイナミズムを体感してください。」

奥の最後の部屋に入るとまた岡本太郎のそっくり人形が。
亡くなられても自己主張の強い方のようです。
狭い館内ではありますが、通常の美術館とは違って、何だかほっとする空間ではありました。

購入した本とグッズ

最後に「青春ピカソ」という文庫本(普通に本屋で買えますが)と太陽の塔の置物?(ミーハーです)を買って記念館を後にしました。


以上、岡本太郎記念館での美術鑑賞でした。

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