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連載(92):人類の夜明|まどろみの中で「安心して生きるには」

この記事は『かとうはかる(著)「人類の夜明」』を連載しています。

安心して生きるには

あなたが不安なのは、良心に逆らって生きているからである。

良心は知っている。

『法を犯す者は法にて罰せられる』と・・・。

法とは、宇宙の秩序を守っている番人である。

その番人は、毀誉褒貶に惑わされないパーフェクトな法の執行人である。

愛と秩序と正義を貫く者は、法の心に従順であるがゆえにその者のところには安らぎと平安が訪れる。

だが法に逆らう者は、常に苦しみと悲しみを背負わなくてはならないのである。

これは誰が悪いのでもない。

自らが進んで甘受した浄罪(罪を償う)の姿である。

だから賢い者は決して法に逆らわない。

もろもろの苦しみに喘いでいる人たちは、人の目にはかわいそうに見えるけれど、良心(魂)はその理由をちゃんと知っているのである。

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