連載(90):人類の夜明|まどろみの中で「一生懸命生きる」
一生懸命生きる『もし、今日人類が滅亡すると100%分かっていても、私は息子のために弁当を作ります。』
この母の言葉は実に感動的である。
『あと数年もすれば世界は滅亡するのだから、何も一生懸命勉強したり働いたりすることはない。どうせ死ぬのだから・・・。』こんな放言を吐く若者が最近増えているという。
このような若者が増えている背景には、最近ブームになっているノストラダムスの予言書のせいだろう。
つまり、『もう数年もすれば死ぬのだから、今更あくせく働いて金をためても仕方がな