見出し画像

#55 老々介護の果てに。~父編 総集編~

2022年8月1日未明、それまで認知症の母を『老々介護』していた父が心臓発作を発生。救急搬送され、7年に及ぶ『老々介護』は崩壊した。

二人の人生を再生させなければ・・・。
例え、それが残り少なくとも。
このままでは、逝かせない。父も、母のことも。

#44 老々介護の果てに。~父編Ⅰ~より

その決意の元、奮闘した事案を綴った記事、全編オリジナル、ノンフィクションでお届するシリーズの『父編』をまとめた。

父は、救急搬送された後、『狭心症』と診断され、85歳という高齢ながら『冠動脈カテーテルステント手術』を受けて、2本のステントが父の心臓を守っている。父が心臓発作で倒れてから、私の一存でようやくに介護申請をした。

初回の介護申請では『要介護2』、1年後の再審査では『要介護1』と、状態は良くなって来ている。現在は『MCI(軽度認知障害)の中度』という所。

私の家に来た2年前は、『老々介護の崩壊』という、心身供に非常に大きな負荷がかかり、また、環境の激変から、MCIから認知症へ進行する”崖っぷち状態”だったのが、その後のリハビリで、何とか、その危機は脱しつつある。

認知症が中度~重度まで進行した母の『BPSD症状』とその変化を観て来たので、父については、比較的冷静に動向を観察でき、こちらが振ったリハビリメニューを、よく理解して、積極的に取り組んでくれる為、助かっている。

だが、その父にも、いずれまた”迎えの舟”は、やってくる。
その時の終末期体制を今から整備し始めている。



老々介護の果てに。~母編 総集編~


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?