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東大合格【方法】〜受験勉強を始めよう。でも計画ってどうするの?〜

東大に受かるために行った、当時の勉強方法を紹介していきます。
少しでも参考になることを祈って。

受験では計画を立てることが重要です。

そのとき

「何を計画するか」がとっても大切です。


計画する事柄を間違えてしまうと、

その計画によって、

かえって「不合格」の方向へ突き進んでいく恐れがあるからです。


まずは、不合格だった現役時代の計画の紹介です。


現役時代、私はやはり計画を立てておりました。

しかし、その計画は基本的に、

定量的

つまり

数値化した計画

だったのです。

たとえば、

「この教材を何ページやる、あの教科を何分やる。」

というもの。


一見、綿密で完璧な計画です。

でも実行不可能でした。


なぜかというと、

テレビを見たいとか、

親戚が遊びに来たとか、

ちょっとした予想外の出来事が起こるといつも

「今日は計画破綻したし、勉強はもういいや。」

と思ってしまうからです。


数値化された計画というのは、

僕の経験上最も破綻しやすい。


では、何がいけなかったのでしょうか。

数字で考えたことがダメだったのでしょうか。

一概にそうは言えません。



そうではなく、

僕の現役時代の計画は、

勉強の「質」に全く焦点を当てていなかった

といえます。


つまり、

ページ数や時間という単位ばかりに目が眩んでしまい、

何を学ぶか、何をできるようにしたいか、

という勉強の本質を無視してしまっていたのです。


計画において大事なのは、

「この週に何を学ぶのか」

という事柄であり、

その計画を成し遂げるために、

「どの参考書をどういうペースで、1日あたり何ページやるか」

と数値化した下位目標を決めた方がよかったのです。


そうすれば、予想外の事態が起こったとしても、

「この週に〜を学ぶ」

という計画は絶対に崩されることはなく、

1日あたりのペースがうまくいかなかっただけです。


そして、目標通りいかなかったなら、

次の日に回せばいい。


そういう柔軟性がとても大切かと思います。


結局のところ、大事なのは、

目の前の勉強のなかで何を学ぶのか、

ということであり、

極論、

分からないのなら、何時間もかけて考えてみる。


だから

計画は目標を達成するためのものだから、

計画をそのものを目標としないこと。


それが一番大事なんだと思います。



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