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ネガティブ上等

このノートは、夢で受け取った司令に従い、
私がこれまで得た気づきをメモしています。
何の為か、誰の為かは夢で教えてもらえなかったので、
とりあえず過去の自分に向けて書いています。

何年か前の私は、
「ネガティブ思考は良くない」と思っていた。

目にするもの、耳にするものは
ネガティブな感情や思考パターンを変える知恵や方法論。

「ポジティブであるべき」という風潮に、
すっかり飲み込まれていた。

けれど、湧き上がった感情が仮に「ネガティブ」だったとして、
それを否定してポジティブな言葉で上書きすることに
違和感しかなかった。

それなのに、「ポジティブ信仰」の波に飲まれた私は
ネガティブは良くないと信じ続け、
「自分はダメだ〜😭」とネガティブな感情を持った自分を、
否定しまくった。

そしてある時、疑問が湧いた。

そもそも、ネガティブが悪くてポジティブが良いって、
どう言うこと?????

ふと湧き上がった感情や思考に
優劣などあるのか?

間違いなく、ネガティブ感情は
心地良いものではない。
でも、それに優劣などあるのか?

湧き上がる感情や思考に対し
「ネガティブはダメ!」と否定することは、
自己否定に他ならないのでは??

自分の感情を自分で否定するのは、
馬鹿げている…

ネガティブ感情が奮起を促すこともあるし、
本当にネガティブは悪いのか?

その後いろんな本を読み漁り、
いろんな人と議論を交わし
辿り着いたのは
「どんな感情も満喫し、感じ切る。
ネガティブ上等〜!!」

そして2015年に観た
映画「インサイド・ヘッド(原題 ”Inside Out”)」。

この映画を観て、
ネガティブな感情とポジティブな感情は
どちらも大切だと再確認できた。

片方が欠落していたら、
もうひとつの「ありがた味」を
知ることができない。

ポジティブな感情が原動力になることもあれば、
ネガティブな感情を知ってこそ
大切にしたいひとやものに気づくこともある。

「ポジティブ信仰」の波で溺れかけた私は、
今とても楽になったと心から言える。

ネガテイブな感情や思考は
多くの場合において「不快」だけれど、
必ずそこには自分に必要な「気づき」が潜んでいる。

それを見つけることを、
密かに楽しんでいる自分がいる。

ネガティブ万歳!
ネガテイブ上等!

aloha & mahalo.

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