碧霧ういろう

おもうままに

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  • 読書日記

    読書日記。感想文じゃなくて、日記。だから、まるで生配信にように、本を前にして起こる色んな妄想を含めて、つらつら書いていくスタイル。

  • 筆の赴くままに。

    筆の赴くまま、手の流れのまま、つらつらと書き連ねる雑記。

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  • 東大合格/不合格 体験記

    東大に合格するという道に至るまで、自分の経験が誰かの役に少しでも立つことを祈って、ここに残します。

  • 心を支える言葉/歌詞

最近の記事

Junk Head

「Junk Head ジャンク・ヘッド」を鑑賞した。 2017年の映画である。 初手に思ったのは、「人形!!?」ということだった。 最初はくだらないのではないかとたかを括っていたものの、物語が進んでいくうちに、その世界観に没入していってしまった。 この映画何といっても、「質感」がすごい。 トーマスとか、初期スターウォーズが好きな私にとって、質感のある映画はいつも心惹かれる。 グロテスクなシーンもいくつかあったが、液体とか固体とか、どれをとっても、そのリアルさに気持ち悪

    • Star Wars Collection 【マンダロリアン・スーパー・コマンドー】

      久しぶりに購入したStar Warsのフィギュア。 前から気になっていた"The Black Searies"を初めて買った。 BANDAIのマンダロリアンのフィギュアを持っていたので、今回は2代目ということになるのだが、ブラックシリーズの場合、チープな見た目なのに、より重厚な感じが伝わってきて、個人的にはこちらのほうが好みだ。 8頭身ではない所も、なんだか親近感がわく。 お店に立ち寄り、すぐに私の目をとらえて離さなかったのが、この「マンダロリアン・スーパー・コマンドー」で

      • 生きる意味

        2浪目の時、「目標」を書くことがとても嫌いだった。 目標なんてものを書いたとて、合格する人は合格するし、不合格になる人は不合格になる。 その過程そのものがどんなに正しくあろうと、結局は結果のみで人は判断され、価値づけられる。 そのように思っていきていた。 今もほとんど変わらない生き方である。 夢を失ってからは、何か夢をもっているわけではなく、それでもいいやと思って生きてはいるが、しかし、外部の圧力から日々「目標をもって生きていくこと」を強制させられる毎日である。 しかし夢を

        • クラフトコーラとの出会い

          クラフトコーラというものを初めて知った。 あるカフェに置いてあったクラフトコーラのシロップたち。 クラフトビールを飲みに行こうとしていた日であったからこそ、「クラフト」という言葉に敏感になっていたのかもしれない。 4種類試飲させてもらって、選んだのが、パチコーラ『ORIGIN』である。 一口目に感じた「違和感」。 そのあと口に広がる「爽快感」。 二つの相反する感情が渦巻く、なんとも忘れがたい一品だった。 購入し、改めて味わってみたが、このドリンクは香りもたまらない。 雨

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          タロットから垣間見る物質世界の在り様

          何かを書かなければならないという必要性を感じ、そのエクチュアリーのなかで己と対峙し、発見する過程を経て、これまで気づくことのなかった世界への眼差しを醸成していきたいと思う、今日この頃である。 最近、タロットに入れ込んでしまっている。 占いといえば朝のニュース番組で流れる星座に即したものを思い浮かべ、良い運勢の時は信じ、悪い運勢の時は信じないという、なんとも都合の良い立場から受容していただけなので、タロットにはまりだしたことは、偶然の産物の何物でもないように思える。 しか

          タロットから垣間見る物質世界の在り様

          東大合格【言葉の力】〜「三度目の正直」〜

          「ホンマでっか!?TV」を見て印象に残った言葉。 人は三回目の挑戦になると、 二回目までの失敗要領をつかめて、 成功することが多いとのこと。 だからこそ、ことわざとして残っているのだと。     僕の現役、一浪目の失敗原因は、 冬季・直前期の過ごし方です。 現役時も、一浪時も、 僕は冬季・直前期が始まった途端、 過去問をがむしゃらに解こうと気持ちを高ぶらせ、 ただ解いて、解きまくって、 そして、、、 落ちました。 中間・期末試験で徹夜する人がいるように、 冬季・直前期

          東大合格【言葉の力】〜「三度目の正直」〜

          東大合格【方法】〜すべての東大生がやってる習慣!〜

          「まとめノート」こそ、勉強の極意なのではないのか? これが東大に入学後、 自分の受験勉強の方法を思い返した時に見出した法則です。 東大1年生、初めての期末試験。 図書館で勉強をしようとした時、2つのことに驚きました。 まずは、図書館の椅子が埋まってしまうほど、みな勉強しに来る。 語学によってクラス分けがあるのですが、 クラスの中でおちゃらけているような奴でも、 テスト前には必ず図書館で勉強しているのです。 真面目なのが当たり前な空間。 「もう受験ではないのに…」とびっく

          東大合格【方法】〜すべての東大生がやってる習慣!〜

          東大合格【方法】〜受験勉強を始めよう。でも計画ってどうするの?〜

          東大に受かるために行った、当時の勉強方法を紹介していきます。 少しでも参考になることを祈って。 受験では計画を立てることが重要です。 そのとき 「何を計画するか」がとっても大切です。 計画する事柄を間違えてしまうと、 その計画によって、 かえって「不合格」の方向へ突き進んでいく恐れがあるからです。 まずは、不合格だった現役時代の計画の紹介です。 現役時代、私はやはり計画を立てておりました。 しかし、その計画は基本的に、 定量的 つまり 数値化した計画

          東大合格【方法】〜受験勉強を始めよう。でも計画ってどうするの?〜

          マスクをするサル?

          読書日記①-1。初回は正高信男『マスクをするサル』新潮新書。 なんか気になる。 2021年に発行されてるってことだから、 絶対、コロナ期をふまえてるはず。 マスクに関わることは日々よく考えるなあ。 今、僕は、黒いマスクが一番のお気に入りだけど、 コロナ期前までは、 色・柄のついたマスク=チャラい って思ってた。 なのに、コロナ期を経たら、 一番チャラいって感じてた黒いマスクをしてるわけ。 チャラさって本当に、 単なる思い込みの産物だし、 何をチャラい

          マスクをするサル?

          トイレは有料だよ。おじさま、ありがとう。〜イタリアひとり旅〜

          初めての一人旅。 初めての海外。 不安でいっぱいの僕は、 ひとり飛行機に乗って、 スイスのチューリヒに向かっていた。 イタリアのローマが目的地である。 ヨーロッパは、とにかく遠い。 ヨーロッパのことを文化的にどれだけ知っていたとしても、 この物理的な距離を目の前にすると、 日本との「遠さ」に気付かされる。 どこかの本で読んだ一節だ。 最初に挨拶を交わした初老のおじさま。 長いフライトの時間の暇を持て余して、 お互いのことを話すようになった。 若い頃

          トイレは有料だよ。おじさま、ありがとう。〜イタリアひとり旅〜

          『ごはんを食べよう』〜またみんなでご飯を食べよう〜

          歌のことをつらつらと。 『第3回 笑顔食堂』で歌った一曲。 Goose house『ごはんを食べよう』 この一節が好きだ。 またみんなでご飯を食べよう 誰かのその一言で 思い出せる愛がある 誰かの 「みんな暇〜?久々に飲み会やろう」 という言葉。 最近特に、 忙しさという名の、 言い訳とともに、 うまく応えられないことが多いけど、 「一緒にご飯を食べよう」 っていうたった一言には、 大きな、大きな、愛があるんだって、 この歌が教えてくれている。

          『ごはんを食べよう』〜またみんなでご飯を食べよう〜

          東大合格【雑録】〜時計は見るな?〜

          受験にまつわる小ネタコーナー。 経験から見出したことを書きます。 センターも東大も時間的ゆとりはありません。 時間は命です。 ただその時「大問1は15分で解く」と決めて、 15分経ったかどうかを時計で確認していくやり方は、 あまり良くないと思います。      なぜなら、 問題の難しさで費やす時間は変わっていくからです。 大問1がいつもより難しく時間がかかってしまっても、 おそらく大問2は簡単で普段より時間がかからないかもしれない。 それなのに15分経っ

          東大合格【雑録】〜時計は見るな?〜

          「へんくさ」との闘争

          ただ思いつくままにつらつらと。 カメムシの時期。 夏の終わりごろにやってくるのです。 洗濯物を畳んでると、 突然現れる無礼なやつ。 あいつらは、 耳元でぶんぶん飛んでうるさいだけじゃなくって、 くっさいくっさい屁をこきます。 この虫、日本中で見られるために、 色んな方言があるそう。 うちでは、カメムシのことを 「へんくさ」 と呼びます。 「へんくさ」を捕らえる方法は、 山形のおじいちゃんから直伝されました。 まず、洗剤をためたペットボトルを用意す

          「へんくさ」との闘争

          【雑記】梅干し〜災難よけの魔除け〜

          ただ思いつくままに、つらつらと。 今日も母親に怒られました。 朝ご飯の時、食べなかったんです。 梅干しを。 我が家では、 むかしから、 毎朝、梅干しを食べないといけません。 「災難よけ」なのだそう。 反抗期の僕は、 「そんなの、科学的な根拠なんてないじゃん」 と言って、 よく食べなかったりしました。 違うんだよ。 科学的とかそういうことじゃないのよ。 きっと世の多くの部分は、 科学では説明不可能なものがあって、 それが大切なのよ。 だけど、最

          【雑記】梅干し〜災難よけの魔除け〜

          東大合格【雑録】〜試験当日は赤い色の服はNG?〜

          受験にまつわる小ネタコーナー。 経験から見出したことを書きます。 何かの本で読みました。 赤色で印字された問題を解いた生徒は黒色印字の生徒よりも成績が悪かった と。 赤色は冷静な考察を妨げるそうです。 確かに一浪目、センター、私立、東大ではすべて赤い色の服を着ていきました。 「勝利の赤」という認識を持っていたからです。 そうか。 これが不合格の一因かもしれない。 そう思い浪人二浪目は赤色の服は一切着ていきませんでした。 不合格を寄せ付ける疫病神はすべて祓い

          東大合格【雑録】〜試験当日は赤い色の服はNG?〜

          東大合格【言葉の力】〜「100点取って余りある勉強をせよ」〜

          受験のとき、ぼくを勇気付けた言葉たち。 ひとつひとつを語っていくコーナー。 中学生の時からお世話になった英語の教師の言葉。 中学の時は、半ば冗談で「120点とればいい」などと思っていました。 100点取ってこれ以上何を求めるというのか、全くわからなかった。 大切なのは点数を取ることだけだと思っていたのです。    けれど、そもそも勉強は何のためにやっているのでしょうか。 良い大学に入るため。 良い学歴を得て、給料の高い職業に就き、不自由ない生活を送るため。 そ

          東大合格【言葉の力】〜「100点取って余りある勉強をせよ」〜