【映画】天使にラブソングを#17

こんにちは。

今回は、好きな映画のひとつである
「天使にラブソングを２」より好きなシーンを紹介します。

歌手の主人公が高校の音楽教師となって
落第クラスに音楽を教え、全国音楽コンクールに出場するまでの物語。

リルケの「若き詩人への手紙」

主人公がクラスでもとびっきりの美声をもつ女生徒が
高校を辞めて、歌手になるという夢も諦めようとしていた時にかけた詩の一節より。

「もし朝目が覚めて、あなたが物語を書くことしか考えられないなら、あなたは作家だ」

と主人公が女生徒へこの詩を送り

主人公
「あなたにも同じ言葉を贈るわ。朝目が覚めて、歌うことしか考えられないなら、あなたは歌手になるべきよ。」

と勇気づけていました。

結果、歌手を目指すことも、学校を辞めることもなく
クラスメイトと共に全国音楽コンクールへ出場します。

女生徒が母親に夢を諦めないことを宣言し
母親の前で全国音楽コンクールで自分をおもいっきり表現し二人がわかりあうところも見どころのひとつです。

リルケの詩を自分に置き換えるのならば、
朝起きて、目標や夢が変わらないのであれば、未来で達成していることをイメージして、求めるものに対して「今」やるべき事を選択しつづけようと思います。

枡田泰明