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本当は言いたいことを言いたいけれど

「あなたの書いたことで、ひとりも傷つかないなんてことはないから、そこはあきらめろ」

約20数年前。

デビュー前の修行の段階からお世話になっている編集者、幻冬舎の舘野さんから教えてもらったことだ。

人間は、考え方や言語に込める意味がそれぞれ違うものだし、置かれている状況も立場もみんな違うし、その日の気分も体調も違うのだから、当然のこと。

いろんな人がいるのだなあと思うまで、けっこう時間がかかったというか、まだまだ今でも驚かされることが多い。

本当は言いたいことをはっきり言いたい。

こうしてものを書いていてもテレビで発言する時も、そう思っている。

でも、本当のことを言えないことは多々であるのが正直なところ。

理由は。

言うと誰かが嫌な思いをするから。
怒られるから。
誤解して受け取られるから。
人に迷惑がかかるから。
自分が失うものが多すぎるから。
ダメって事前に仕事先から言われるから。

あたりだろうか。

これに関しても、もっと本質的なことを言うと世の「空気感」で言えないのが本心。

だって、なんか、言えない雰囲気じゃん……。

もう何年も、わりと世の中がおこりんぼだし。

それでも、やっぱり息をするように言葉を綴りたい。

ということで、今日も解放区であるここでしか書かないことを書く!

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