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外資系ITで成績を上げる営業マンの秘密

一般的な外資系営業マンのイメージというと:

  • ビシッとした決まったスーツを着て、ガツガツ営業をこなす

  • 夜には海外と電話会議をこなす

  • ITやスタートアップでは、ラフな格好ながら、ロジカル思考を使いこなす

かな、と思いますが・・・実際は成績上げているのは:

  • 担当するお客様が大手企業が多い

  • 大手というのみではなくて、金融や通信、製薬を担当している

  • 英語が話せて、グローバルアカウントを担当している

だと、あくまで私の経験上では思う次第です。

故に、面接にくる営業マン(不思議と全員150%とかで目標を達成している。無論そんなはずないのですが)には、担当業種などを深く聞いて、本当に自分で考えて動いていたのか調べる必要がありました。

例えば、資源などを担当していますと言った時に、金融を担当していて大きな成績が出るかというと実際は難しいと思うわけです。もちろん、ストラクチャードファイナンスや調査部などもあるわけですが、資源と言えば大手商社や石油元売などもあるわけで・・・

私は主には金融とITしか経験がないわけですが、どの会社でも外資なら手に入れたいロゴ(= お客様)は、当然ながら大手通信3社やメガバンクグループ、証券なら大手独立系2社とメガバンク系となるわけです。

ここを担当していたら、会社のサポートもあり、ある意味成績でない方がおかしいということになります。(もちろん、担当が新規案件のみ、となるような営業は難しいですが)

長々と書きましたが、「外資系で一社に長い営業」というのも考えもので、
本当に外に出た時も持ち運べる、再現性と拡張性の高いスキルがあるのか、この軸が非常に重要だなと思う次第です。

もしも、これを読んでくれている、これから外資に転職する方、あるいは外資から外資に転職する方は、しっかりと面接で確認して交渉して欲しい次第です。

  • 募集の背景:前任の代わりを探すのか、シンプルに拡充するのか

  • 担当業務範囲(もちろん企業名など)

  • 自分の上司になる人、関わる人との面談

信じられないような人材もいるのが外資系の怖い(面白い)ところで、
「売れると忙しくなるから協力したくない」ということを平気で言う、
社歴10-20年のサポートなども結構います。

営業は売れないとPIP対象になるので、ぜひしっかり交渉してください。

*PIPに関しては、以前書いた記事をご参照いただけますと幸いです。



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