「リスクに慣れろ。」
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では、本題。
映画・「フリーソロ」を観た。
カリフォルニア州ヨセミテ国立公園にある一枚岩、エル・キャピタン。
約1kmもある世界一大きいこの岩は、多くのクライマーが挑戦しているクライミングの聖地でもある。
そこをフリーソロ(命綱なし)で挑む男、アレックス・オノルドを追ったドキュメンタリー映画。
一瞬でも気が緩めば、一回でもミスれば「死ぬ」というシンプルな極限状態の中を戦う男、それを支える仲間、恋人。
それぞれの心理状態と圧巻の映像は超見ごたえがあった。
映画を観てもらえればわかるんだけど、彼は確実に頭がオカシイ。笑
ただこの映画を観て改めてリスクを取って挑戦することの大切さを感じたし、リスクの対処法についても知ることができて良かった。
エル・キャピタンに挑む前からフリーソロとして活躍していた彼は、あるとき脳の検査を受けた。
それは恐怖やリスクについて何か解明されたら面白いと思ったからだ。
検査をしたところ、なんと通常ならあるはずの活性化が全く見られなかった。
これは脳が怠けているというより、より強い刺激にしか反応しないだけだと医師は言う。
つまり今まであまりにも危険な状況の中で戦い刺激を受けてきたから、通常レベルでの刺激では影響を受けなくなっていたんだ。
実際、彼がリスクや恐怖を抑える方法は「慣れる」ことだった。
”リスクや恐怖を感じる場所で繰り返し練習し、確実な動きを広げていく”
そうやって慣れることで、精神を管理していたんだ。
これはビビって何か前に進めなかったり、リスクや恐怖に負けてしまう人には参考になるんじゃないかな。
つまり挑戦できない原因、恐怖に負けてしまう原因は、慣れていないからだ。
彼のように挑戦しても大丈夫、恐怖を感じても大丈夫という体験を積み、慣れていけば恐怖を感じなくなり挑戦できるようになるんだ。
しかも彼を知れば、ホントに死ぬリスクがある挑戦なんてほぼ無いとわかるでしょ。笑
だからリスクを取って挑戦したって死ぬわけじゃないんだから大丈夫、どんどん挑戦してリスクに慣れていこう。
と彼が言っていたように、リスクを取って挑戦すれば、今を生きていると強く実感できるようになるんだ。
生きる意味がわかんない奴とか、何も感じない不感症の奴とか、人生がつまんないと思っている奴なんかは、だいたい”生”を実感できていないんだよね。
別にそれで良いと思うならそれで良いんだけど、その現状を打破したかったらリスクをとって挑戦しかないからね。
とも言っていたけど、これはリスクを取って挑戦し、生きているんだと感じることから来る安心だろう。
安定が安心を生むんじゃないんだ。
危険が安心を生むんだ。