「気遣いと距離感」
気を遣えるかどうかって本当に大事だ。
俺みたいな凡人が何か結果を出したり、もっと人生を良くしたいと思ったら
最初は実力者に引っ張り上げてもらうしかないんだから
気遣いは必須スキルだ。
なぜなら、多くの人が気遣いができないし気遣いとは何かをわかっていないから気遣いができるだけでもかなり重宝される。
もちろん、媚を売るとかそういう意味じゃなくてね。
気が遣えるってことは、気が付けるってことでしょ。
痒いところに手が届く、痒いところに気が付ける人は
可愛がられるし信頼されるんだから引っ張り上げてもらう可能性は高いよね。
しかも、痒いところに気が付ける人はビジネスでも上手くいっている人が多い。
それはなぜかというと、チャンスにも気が付けるからだ。
痒いところに気が付くことで上手くいくなら、
痒いところ=チャンスとも言える。
痒いところがないか気が付けるように常に気を張っている人はチャンスを掴んでいけるんだ。
だから、俺みたいな凡人は気が遣えるようになったほうがいいんだ。
じゃあ、どうすれば気が遣えるようになるのか?
俺も気が遣えないから常に考えているんだけど、
常に気を配るしかないんじゃないかと思っている。
ちょっと前に、松久信幸著・「お客さんの笑顔が、僕のすべて!」を読んで
おもてなしや気遣いにマニュアルなんてないんだから、常に気を配り眼の前の人を想って観て考えて間合いや気配を察しその時にベストな行動をするしかないと思ったんだよね。
著者の松久さんは世界中で展開されているレストラン「NOBU」を創業したマジでヤバイシェフ。
松久さんがここまで世界的に活躍できた要因は料理の腕はもちろんだけど、気遣いもプロフェッショナルだったからなんだよね。
どんな環境にいても常にお客さんに対しての気配りをし続けたからチャンスを掴んでいったんだ。
わざわざ説明はせず忍んで一流の気遣いを当たり前にスマートにやるってほんとカッコいいよね。
そして自分が気が遣えるようになると、そういった一流の気遣いを気付けるようになるんだ。
気を遣われていることに気が付けない人っていろいろ損していると思うから、そこに価値を感じれる人間になれたら人生がもっと豊かになるんじゃないかな。
常に気を配るだけで気が遣えるようになってチャンスを掴んでいけると書いたけど、たまに気を遣うということを勘違いしている人を見かける。
例えば、
エレベーターの操作をやることは何気ない一つの気遣いだけど
絶対に譲りたくないから他人を押しのけて操作しようとしたり。
お茶を淹れてくれるのは本当に有り難いんだけど
常にお茶を淹れようとしてずっと周りをウロチョロしていたり。
もちろん、全く気を遣わない人よりかは良いと思うけど
ウザイと思われたら気遣いもクソもないでしょ。
そういう人が気を付けるべきは
距離感なんだよね。
操作ボタンとの、コップとの、時間との、人との距離感を意識していないんだ。
大抵、近すぎるとウザイと感じるでしょ。
悪気はないと思うけど、そのウザいと感じる距離に入ってきちゃってるんだ。
何回も書くけど松久さんみたいに、
人を想って観て考えて間合いや気配を察しその時にベストな行動をするんだよ。
距離感がめちゃくちゃでウザイ気遣いをする人は間合いと気配を察しれないんだ。
この間合と気配を察することも難しいのは確かだよ。
だから、常に気を配るんだ。
チャンスを掴みたいなら
気が付け、気を張れ、気を配れ。
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