学生スポーツにおけるスカウトについて思うこと

おはようございます。
池田諭史です。

3月に行われました春の選抜高校野球大会で、大阪桐蔭高校が4年ぶりの優勝をいたしました。
決勝戦でのスコアが18-1と圧倒的大差で勝利とのことで、お互い手を抜かず全力で行った結果だと思います。

そんな中気になる記事を見つけました。

この記事の中身として、大差がついたことよりも大阪代表なのに大阪出身の選手がいないこと、県外からのスカウトに制限をかけたほうがいいという記事が書かれていました。

野球は昔からスカウトがありますが、今回の選抜大会での大阪桐蔭高校が圧倒的な結果で勝利したことによってより叩かれやすいのかと思います。

今も昔もなぜ県外からのスカウト行為がダメという人たちがいるのか?
その疑問に対し、自分の持論を語ります。

1.地元出身者がいない

まず今回叩かれている原因は、大阪代表なのに大阪出身者がレギュラーで1人、ベンチ入り含めると18人中4名とのことでした。
あとの選手は県外からのスカウトになります。

地元出身者が少ないということで、それで大阪府代表というのはどうなのかと声が上がっているとのこと。

野球に関しては何十年も前からスカウトによる進学は多数ありますが、一つ突出したチームがでると叩きやすいのでしょうね。

地元愛というのでしょうか、その地区の出身者でないと応援できないという気持ちが少なからずあるそうです。

地元を応援するという気持ちは非常によくわかりますが、出身者でないのにむしろ貢献していることが素晴らしいと個人的に思います。


2.私立、公立で戦力差がつくことに嫌がる

これも昔からありましたが、学校には私立と公立がありますが、基本スカウトを行うのは私立の学校です。

学校の経営をよくしたい→学校の宣伝のために部活にお金を費やす→スカウトをして戦力を整える→県内外の良い選手を連れてくる→勝ち続けることで学校名の宣伝につながり入学者が増える。

私立の学校も慈善事業ではなく経営をして成り立っているので、当然お金をかけます。

公立はそういう戦略でないため地元の有力な選手が引き抜きにあうので、戦力のバランスに差が出やすい。

そしてスカウトを嫌がる大体の人が、均衡を求める傾向がある。
差がつくのを嫌う傾向があります。

でもだからこそ、公立校が私立の学校を倒してジャイアントキリングを起こすことに感動を覚えるのではと思ってしまう。

3.しかし学生からみたら

ですが、上記のことはすべて大人の都合だと思っています。
なぜなら、子供たちにとって成長できるために選択をしているだけなのですから。

貴重な3年間、プロ入りを見ているなら尚更レベルが高い、甲子園に出やすい学校を選ぶことはむしろ普通です。
チャンスをものにできるときにその場にいるかが非常に大事です。

地元のために野球をしているわけではない、自分のため。
部活の範疇を超えているという意見もありますが、それでも少しでもプロになれる可能性があり、なおかつチャンスをいただけるのであればつかまなければむしろ後悔すると思います。


4.野球でプロになるには環境と学ぶ指導者が超重要

そしてプロを目指すからこそ、貴重な3年間をよりよい環境で誰から学ぶかが非常に大事となる。
 
そしてプロ選手になるには日本の場合、ドラフトでの選出のみでしかプロになる方法が現状ありません。

だから注目を浴びやすくなる、春夏の甲子園にでることでプロになる確率が上がりやすくなる。
だから直近で甲子園にでたことのある学校からスカウトがくるというのはプロになる為の近道にもなります。

またどういう基準でチームが動いているかが選手を育てる環境においてとても重要となります。

甲子園で優勝を目指すチームと地方大会で1勝するのが目的というチームでは、練習量も練習の質も選手の意気込み等すべて違います。

上を目指すというのは心構えからして違うのです。

それとどんなに優れた選手でも、一人で成長はできない。
必ず良い指導者がいてこその成長があります。

良い指導者程部活だけでなく、人間性、社会に出ても通用する人格に育てることができる素晴らしい方もいます。

どういう人に教わるかで人生はがらりと変わるのはどこも同じです。
なら自分にとってよいと思う方から指導を受けたいから学校を選ぶのはむしろ当たり前なのです。

5.仕組みを変えること


ただ懸念点がいくつかあります。
一つはスカウト問題で起きる、大量にベンチに座る選手が多いこと。
3年間で一度もベンチに入れなかった、背番号がもらえなかったなどで最後の大会前にノックを受けて終わる選手もいます。

スポーツに共通して起こる現象ですが、工夫すれば変えられることはたくさんあると思っています。
管理が大変というのもあると思いますが、別に同じ学校で複数のチームが出ても良い仕組み、ランク、カテゴリー分けをしてプロ野球のようにリーグ戦で行い、最後の最後に地域代表で勝ち残ったチームが甲子園で戦うというのもありだと思います。

学校によっては名門でも入部できる人数を限定するなどをしているところもあるので、あの監督から学びたかったとあるかもしれないけれども、スタメンで試合をするチャンスを増やすほうがより原石が眠っているかもしれません。

そもそも教育において、一発勝負のトーナメント方式なんて時代錯誤もいいところです。
調子の云々などありますし、怪我で主力が出られなかったなどもあると運がなかったなで終わらせるのは非常にもったいないのです。

サッカーにおいて急激に世界と対等に戦える選手が増えてきたのも、各地域でリーグ戦を行うことで出られる選手が増えてきたからという背景もありますので野球も取り入れてもよいと思います。

まとめ

スポーツに限らず、結果を残すと必ず批判的な意見、記事が上がってきますが、日刊ゲンダイさんの記事については正直スポーツをしていた人が書いていたならでない記事だと思います。

皆が100%納得できる仕組みはない、だから文句を垂れる前にどうやったらできるかを考えて実行することが大事。

もちろんスポーツばかりが人生ではないですが、上を目指すために環境を整えてあげるのが僕たち大人の役目だと思っています。

僕自身も未来明るい子供たちがのびのびと成長できる環境作りに貢献していきます。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた。

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