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ラーメン、つけ麺を年100杯以上食べて感じた人気になるお店の特徴1

何かのご縁で私の記事を初めて読んだ方、いつも読んでくださる方々、フォロー、スキしてくださる方々ありがとうございます♪

今回は大好きな「ラーメン」について、持論を語ります。
完全に趣味嗜好目線での自分が年間100杯以上食べて感じたこと、
人気、行列ができるお店の特徴の考察を数回に分けて書きます。


はじめに

元々は中国で生まれた料理が
今や日本の国民食となっているラーメン。

なぜ日本で人気となり、店舗が続々増えてきたのか。

現在ラーメン屋のみで約3万5千の店舗があります。
(2018年時点)
コンビニエンスストアよりも多いです。

そもそもなぜ国民食となったのか。
歴史から振り返ることで見えてくるものがあります。

1.日本のラーメンの歴史

古くからは水戸光圀公、水戸黄門様が日本人で初めて食されたと言われております。
江戸幕府開国後横浜に初の中華料理店が誕生。

その後第二次世界大戦後から屋台を引くことが増え
・1947年九州地方にて豚骨ラーメンが誕生。
・1954年北海道札幌市で味噌ラーメンが開発。
・1955年大勝軒の山岸一雄氏がつけ麺を開発。
・1958年油そば考案。
・1968年ラーメン二郎創設。
・1974年吉村家が家系ラーメンを開発。
・1975年ホープ軒背脂チャッチャ系ラーメン
・1984年喜多方ラーメンが町おこしの起点に

と今のラーメンの元となる文化が続々生まれました。
今ではもっと細かい種類で発展系もありますので、味自体は無限大に増えてきています。

なおご当地ラーメンという種類は全国でなんと
延べ180種類もあります。


2.なぜ国民食になった?

元は中華そばというように中国料理の一つでありました。
なぜ国民食の一つになったかの理由に第二次世界大戦後が関係あります。
小麦が余っているアメリカが日本に小麦を安く提供していることで、
麺が格安で作れたこと。
そこにインスタントラーメンの祖、『チキンラーメン』の大ヒットが重なり、一般化し、国民食になっていった経緯があります。

戦後の混乱期、食糧も乏しい中で、屋台でだされる安くてうまいラーメンは多くの人たちに大歓迎された。

屋台は徐々に店舗に変わり、今では日本全国、どこに行ってもラーメン店があるという状況ができました。

また脱サラにて個人経営のお店を立ち上げるのに、ラーメン屋が立ち上げやすいというのもお店が増えた原因でしょう。

3.人気になった理由は早い、安い、うまい。

受け入れられた背景の一つとして「早くて安くてうまい」から
高度成長期、バブル期等とにかく忙しかったサラリーマン。
お昼ご飯もすぐに食べる必要があったので、とにかく早く食べられることが大前提。
だけどお父さんのお小遣いにそこまでダメージはないことも必要。
そしてボリュームがあってうまいこと。

牛丼、カレーのように上記すべてを備えていたのが、ラーメンというわけで
日本人の国民性に合っていたわけです。

4.人気の裏に3年で閉店率がなんと6割

いまでは多種多様な味、創作ラーメン等いろんな展開もされるようになり、高級志向のラーメン屋も出てきています。

幅が広くなったのは良いことですが、同時に閉店もあります。
お店を開業して6割が3年以内に閉店してしまうようです。

直近では原材料費、光熱費の高騰が大きなダメージとなり閉店に追い込まれる店舗。
ですが、それでも売り上げを出して経営を継続しているお店もある訳です。

それはなぜか?

2へ続きます。

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