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そういえば、昨年の4月に10年ぶりに昇級しました。
昇級資格は9年前からあったんだけど、師範代になってからは不便もないしそのままにしてたんだよね…🙄
いろんなことがそのタイミングではなかったと思う。
というわけで、お弟子さんも師範代まで取れるようになりました😌
着物は業のようなもの②
振袖の記憶
成人式の頃は特に着物に(というか洋服全般と自分の外見に)興味がなくて、式に出るのもめんどくさいし振袖も着なくていいよ、という女子に見事に育っていたのだが、20歳になった時に母に写真は撮ろうよ、と言われた。
家に振袖あるし撮った方がいいというのでまあそれでいいか、と思って着たのが最初。
ひさしぶり振袖を引っ張り出してみると、ずぼらな保管をしていた割には胴裏のシミはあちこちにあるものの、
いけばなをやめるタイミングは何度もあったんだよな。
就職した時、
夜遊びに夢中になってた時、
病気になって休職した時…
でも辞めようと思ったことはなかったから(夜遊び期は金曜夜に街に繰り出して、朝帰ってきてちょっと寝たらお稽古に行くみたいな生活してた)、やっぱ好きなんだろう。
やはり自分にとってのいけばなは趣味というよりなりわいの近そうだな。
と、というのが感覚としてわかってきたのが今年の夏の収穫。
まあ問題は、なりわいにするには稼げないというところではあるのだが。
どうするかねぇ…
門弟としては堂々とは言えないことばかり言っていて恐縮なんだけど、時々お稽古を3ヶ月くらい休んで、ひさしぶりに行くときは、新鮮な目と気持ちで花材に向き合えるので実はそういう時間もとっても好き。
本来は継続してやった方がいいことなので、古くからやっている先輩方には眉を顰められそう。
あんまり堂々とは言えないんだけど、他の流派の技術をのぞいてみたいと思うことは多い。
なんちゃら協会に所属してみたいな大々的なのはめんどくさいしなぁ…
まあいずれ、気が向いたらもうちょい深掘りするかも(´-`).。oO