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ひとつずれたら

真剣な顔で七並べをしている
恨みを買ったらどうしよう
目の前で言葉がとっちらかる
畳は10畳控えめな土地
見かねた空が土を蹴った時
キックボードの意味がなくなって、
諸行無常の常 私

禁断の紫
肌色が怖くなってうすれたら
麻婆茄子を食べたことがあることを自慢して
味方が1人だってさかさまに侵食するから、
見つめあったぐらいで
この航路をぎりぎりのところで引き返すくらい
君には力があるみたい

黒ずくめで爪や衣にひびが入る
もっと黒い心を持って歩いていた

変なやけに変な
ブラックのヘルメット
純白の鏡

誰のものでもないものが
引っかかって待たずときっと
牙を剥いて愛らしい尻尾

タイマーかけて普段着で
めくって

ひとつずれたら、僕じゃなかったかもね

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