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尾道に移住を決めた理由

2020年11月中旬から試験的に尾道に移り住んで、早半年近くの時間が経ちました。ここからは尾道の移住を決めた理由や尾道・しまなみ海道の情報をシリーズ化して発信していきたいと思います。

まず移住を決めたきっかけや瀬戸内海を中心に旅した理由、初めて尾道に訪れた時の記事は下記にまとめてありますので、興味がある方は読んでみてください。


尾道の風景に惚れ込んだ!

実は初めて「尾道」という土地を知ったのは、移住先を探す『せとうち移住旅』を企画するときでした。なので最初の印象は「しまなみ海道のサイクリングの出発地点であり、観光地でもあるらしい」みたいな、あやふやなものでした。

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しかし実際に初めて訪れた時、まずその風景に引き込まれました。駅を降りてすぐ目の前には海が広がり、海沿いはデッキやベンチが整備され、海と海岸歩道がうまく調和している。

海岸歩道には地元民の方がランチしていたり、観光客の方が食べ歩きスイーツを堪能していたり、高校生たちが談笑していたりと様々。

私もこのキラキラと輝く青い海を眺めながら生活したり、通勤したりするのはとても気持ちがいいだろうなぁ、と想像しながら海岸通りを何度も歩きました。

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今まで都会でしか生活したことがなく、ましてや近くに海があるという景色は体験してこなかったので、なかなか新鮮な光景でした。

尾道を去った後も多くの街を回りましたが、ことあるごとに尾道と比較していたり、尾道の風景が頭をよぎったりしていたことから「自分は尾道に惹かれているんだ」と自覚するに至りました

開放的で個性的な人が多いという魅力

尾道で出会った人たちは比較的、オープンな気質な人が多い印象です。その理由は①交易港という歴史があり、今は観光地として栄えているので地元民が外から来る人に慣れている②近年移住者が増えてきており、移住者のコミニティも多いので、外から来た人も受け入れてくれる環境があるからだと思います。

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移住旅をした時にお世話になったゲストハウスのオーナーやコワーキングスペースのコンシェルジュ、移住担当の市職員など、積極的に人を繋げてくれました。

おのおの同世代でありながら、魅力的な個性を持っていたので、こんな人たちと生活するのは楽しいだろうなぁ、と感じました。このように尾道で会った人たちに魅かれたのも、移住の決め手の1つです。

また瀬戸内海近辺は「せとうち芸術祭」などが有名であるように、芸術が盛んな地域でもあります。尾道もアーティストやクリエイターが多く住んでおり、街を歩けばその文化が垣間見れます

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観光地のためかチェーン店は少なく、商店街などを含めて個人店が多いです。近年では広くてお洒落なシェアオフィス「ONOMICHI SHARE」というシェアオフィスができ、フリーランスや個人事業主の仕事の拠点となっています。

尾道はその昔、石工職人が多く住んでいたりした土地だったので、その影響を受け継いでいるのか、尾道には個性的かつ、身1つで生計を立てる人が集まる傾向にあるように感じます。今はそのデープな人間模様を見ながら、毎日退屈することなく過ごしています笑

生活や仕事がしやすい土地

私は2020年秋に行われた広島県主催の「ワーケーション体験ツアーin尾道」の参加者でもあります。

そこでワーケーション+数週間の滞在を経て、尾道は実は仕事や生活がしやすい土地であるということも実感しました。

スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどは数件ほどあり、観光地なので飲食店も多く商店街もある。隣町にはファーストファッション・フードのお店もいくつかあり、ニトリなどの家具店もある。なので基本的な生活をするだけなら、尾道で完結できてしまう

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たまに遊んだり流行り物を買いに行きたいと思った時は、広島県第二の都市である福山市まで電車で20分、少し遠出をするのなら広島市や倉敷市などには一時間ほどで行けてしまうので便利です。

なお先に記述した「ONOMICHI SHARE」、21時まで開いている「尾道市立図書館」も近くにあり、なんなら海岸歩道のベンチで海を見ながら仕事をすることもできちゃいます。

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ノマドワーカーにはとても過ごしやすい環境なので、最近ではコロナ化の後押しもあり、身軽で動きの早い彼らの移住者も増えつつあります。

観光やインバウンドが盛んで、アクティビティも充実

内陸部は「坂と猫のまち」「文学と映画のまち」で知られ、しょ島部は「しまなみ海道のサイクリング」の観光地として尾道は知られています。特にしまなみ海道は「世界7大サイクリングロード」として海外にも知られているので、意外と外国人観光客も多いです。

将来的に観光・インバウンド関係の仕事がしたかったので、それらが盛んな土地であることは移住への大きなポイントでした。なので「せとうち」や「しまなみ海道」がある尾道はうってつけだったのです。

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なお休日にはサイクリング・釣りに出かけたり、海でのアクティビティやキャンプも楽しめる尾道は、余暇でも存分に楽しめる土地であるのも魅力ですね。

災害・コロナのリスクが少ない

私が以前住んでいた東海地方は、近い将来に南海トラフ地震の被害を受ける可能性が大きい地域です。学生時代に東日本大震災を目の当たりにし、震災ボランティアで現地の光景をリアルに見てきた経験から、私は常に災害のリスクを考え続けてきました。

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同時に今ではコロナも蔓延しており、影響が大きい都市部よりも地方で暮らした方が良いとも考えたことも移住を後押ししました。

それは瀬戸内海は津波や地震などのリスクは低く、都市部よりコロナの影響も軽度であったため、安全度は他の地域よりも高いと考えたからです。



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