繁盛戦略読本:『お客さまの「心」をギュッ!とつかむアイデア集 旅館編』
小さな感動が、ファンを創る。
“気が利いているなぁ”“粋だねぇ”“お洒落だなぁ”
こんな言葉がお客さまの口から出てきたら、
あなたの旅館は、すでにお客さまの『心』をつかんでいます。
そのためには、ちょっとした心配り、
アイデアを実践することが必要です。
それは、「小さな感動」をご提供するだけです。
小さな感動をコツコツ積み重ねていけば、
それはやがて、大きな感動となり、
その旅館はお客さまにとって、
忘れられない存在へと変わっていきます。
■客室にご挨拶文を置く。
お客さま到着の際には、
客室に、お客さまの名前を入れたご挨拶文を置いておきます。
それを見たお客さまは、
“歓迎されているんだなぁ”“心遣いがあるなぁ”と感じます。
特に、「名前入り」が重要です。
そのお客さまのためだけに書いている、
という印象を持っていただけます。
もちろん、心を込めて書くことが大切です。
また、女将や主が、筆などで挨拶文を書くことによって、
「おもてなしの心」が養われます。
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