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商人魂(繁盛事例):個人商店が生み出す、「ヒョウ柄ブランド」の凄さ。

“大阪のおばちゃん”と聞くと、
どんな人を思い浮かべるでしょうか。

明るい。元気。面白い。うるさい。
値切る。アメちゃん。

そして、ヒョウ柄。

ヒョウ柄の服を着て、大声でしゃべり、大声で笑う。

そんなイメージを持つ人が多いはずです。

もちろん、すべてのおばちゃんがそうではありませんが、
かなりの確率で出会うことは間違いありません。

そんなおばちゃんたちを象徴する
ヒョウ柄ファッションを専門に扱う婦人服店があります。

大阪、通天閣近くの商店街「新世界市場」の中。

時代の流れでシャッター通りとなってしまった、
暗い商店街にありながら、ひときわ異彩を放つお店。

それが、婦人服店「なにわ小町」。

店頭の雰囲気は、昔からある衣料品店なのですが、
色彩がまったく違うのです。

すべての商品が、ヒョウ柄をはじめとする
アニマル柄なのです。

ヒョウ、トラ、ライオン、チーター、ジャガー……。

徹底したその品揃えは、お見事と言うしかありません。

ここまで特化したお店がやっていけるのか、
という疑問が生まれるほどです。

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