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売れるマーケティング戦略

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#経営戦略

【売れるマーケ】行列の作り方。

最近話題になっているパティシエのお店は、 いつも行列ができています。 その行列は、さらに行列を呼び、 たくさんのマスコミも集めています。 私は、「相当美味しいのかなぁ。一度行ってみなければ」 と、単純に思っていました。 しかし、 お店を紹介するテレビ番組をじっくり見ていると、 あることに気づきました。 行列の“からくり”とも言えることです。 このお店は、店頭販売の奥に小さなカウンターがあり、 そこでケーキの作り立てを食べることができるのです。 お客さまの注文を聞い

【食のビジネスモデル検証Vol.2】『のり弁当』に学ぶ、売れるメニューの作り方。

厳しい社会情勢でありながら、飲食業界においては、 次々に繁盛店が誕生し、行列ができています。 しかし、一見活況を呈しているように見えますが、 その数倍のお店が毎日閉店し、姿を消しています。 また、行列のできているお店であっても、 突如閉店ということもよくあります。 生き残るお店と消え去るお店では、 何が違うのでしょうか。 この疑問の答えは、永続的に食ビジネスに携わる 会社・商店の秘密を探れば、わかります。 事例をここに記しますので、解析してみてください。 きっと、

商人魂(繁盛事例):日替りランチ 200円。利益は、お客さまの笑顔!?

愛知県海部郡に、日本一安い日替りランチを出す、 小さな食堂があります。 外観は古いのですが汚れておらず、 中は昭和レトロな、いかにも食堂。 おじいちゃん1人、 おばあちゃん2人で切り盛りしています。 このお店は、粉ものがメインで、 持ち帰りのお客さまが大多数。 しかし、食堂なので、日替りランチも提供しています。 このランチが話題となり、 多くのお客さまを惹きつけているのです。 日替りランチ 200円。 昭和の中頃でも、 こんな価格で定食が食べられるお店はありませ

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【繁盛戦略読本】『売り上げ目標達成のための営業テクニック』

「数字」ではなく、「お客さま」を見つめること。 それが、目標達成の決め手となる! 至上命令である「売り上げ目標」が示され、 営業マンは躍起になって、 目標を達成しようと苦悩します。 「数字」を目指して、アプローチの手法を工夫し、 クロージングの手立てを模索します。 どの企業の営業マンも、 それを当然のこととして受け止め、 全力で取り組んでいます。 はたして、正しいことなのでしょうか? ■「お客さま満足」の基本に帰れ! 企業が業績を上げなければいけないのは、 至極当

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【売れるマーケ】当たり前のことをわざわざ伝える。

あるラーメン屋さんは、いつも行列ができ、大繁盛です。 その秘密は、「ベジとんスープ」。 PRのキーワードとして、宣伝コピーにも使われています。 「野菜ととんこつのダブルスープが、美味しさの秘密」 だそうです。 このキーワードが、繁盛を手助けしています。 実は、とんこつだろうと鶏ガラだろうと、 スープづくりには、野菜が欠かせないのです。 動物系だしの臭みを消す働きと、甘みを出すためにも、 ほとんどのラーメン屋さんでは、野菜を入れています。 そんな当たり前のことを、 わ

『珍ビジネスに学ぶ 儲けのテクニック』

儲けのヒントは、どこにでもある。 誰も気づかなかった商売。どこにも無かった商品・サービス。そんな隙間を見つけた人は、大儲けをしています。 「それを見つけるのが難しいんだろ!」 はたして、そうでしょうか。アイデアは、どこにでも転がっています。儲かるアイデアというのは、本当は過去に誰もが気づいていたものが、ほとんどです。しかし、“そんなの儲かるわけが無い”“ウマくいくはずが無い”と、行動もせずに結論づけていたにすぎません。 小さなひらめきは、誰にでもあります。それを行動に

商人魂(繁盛事例):“笑わせてナンボ!”の大阪土産。「味は二の次」は本当なのか?

旅先では、 お土産選びで迷ってしまうことがよくあります。 家族や友人、同僚などに喜んでもらうためには、 しっかりと吟味しなければなりません。 これまでは、 「名物に旨いものなし」と言われた時代もあり、 無難なもので済ませる人がほとんどでした。 しかし、昔と違い、 最近は趣向を凝らしたものが多くなり、 選ぶ楽しさもあります。 お洒落なものや高級感のあるものが、 たくさん並んでいます。 あり過ぎて、困ることも多くなりましたが。 とは言え、日本全国で見ると、 やはり似て

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【繁盛戦略読本】『儲けのネタ帳・バカ売れアイデア60選』

儲けるためのネタ・ヒントは、どこにでもあります。よ〜く見回してみてください。あなたの眼の前に、後に、すぐ下にきっとあります。気づいていないだけです。それを見つけるのは、注意力です。発想力です。絶対に見つけてやる、という強い意志があるかどうかです。日常のいたるところに、きっとあります。私が見つけたネタ・ヒントをお教えします。ごくありふれた情報も、“読み方”次第で、儲けのネタ・ヒントになることを知ってください。 ■自信を持って、売る。 東京に、たった3坪の八百屋さんがあります

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【売れるマーケ】新住民へのご挨拶を!

あなたのお店の商圏内に、 新しい住民が引っ越して来ました。 さて、あなたは? 何もしていませんよね。 引っ越して来たことさえ、知らないかもしれません。 日頃から、地域の情報を集めようとしていないからです。 新しいお客さま誕生のチャンスなのに、 何もしないのですか。 新しい住民なら、 地域にどんなお店があるのかは知らないことが多いはず。 つまり、競合のお店も知らないのです。 いま、売り込まなくて、いつ、売り込むのですか。 「うちは、チラシを打っているから、大丈夫

商人魂(繁盛事例):お弁当を2個買うと、もう1個お弁当がついてくる!?

デカ盛りで激安。 そんなお弁当屋さんが神戸市にあります。 テレビ局やユーチューバーが取材に来るほどの有名店。 とにかく量が多くて、安い。 しかも、種類が豊富。 正確にはわからないものの、100種類は超えています。 それだけではなく、 トッピングなどの組み合わせを替えると、 約9700種類にもなると言います。 お店を遠くから見てもわかるのですが、 店舗にはほぼ全面に、 お弁当の写真と説明が貼られています。 かなりド派手で、目立っています。 注目度は抜群です。 トン

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『お客さまが来ないのに潰れないお店の秘密』

古びた店舗、埃を被った商品、店主は奥に入ったまま、 来店客は1日数人…… なのに、潰れないどころか、業績は上々。 そんなお店が存在します。 不景気ないま、羨ましい経営を続けるお店は、 いったいどんな方法で、儲けているのでしょう。 その秘密を探ってみました。 ■活気の無い八百屋。 野菜その他の店頭販売が、売り上げの8%。 残り野菜で作った漬け物販売が、2%。 店頭では、売り上げの10%しか確保できない 八百屋が、年商6000万円となっている秘密は? ・ラーメン店

商人魂(繁盛事例):ハワ恋夫婦の惣菜店に並ぶものは?

常夏の楽園、ハワイ。 その独特で開放的な空気に魅せられる人は多く、 日本にいても“ハワイ中心”の生活をしています。 東京都中央区月島で惣菜店を営む店主もそのひとり。 いや、奥さんも同じく、ハワイマニア。 夫婦揃って、ハワイに恋し、何度も足を運んでいます。 営業する惣菜店も、 実はハワイのローカルフードを売るお店です。 店主がハワイで惚れ込んだ「ポキ」を中心に、 ロコモコ丼やガーリックシュリンプ、モチコチキン、 スパムむすび、オックステールスープ、アヒフライ、 マカロ

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加速集客! お店のファンの創り方

集客でお困りのあなたに、“いま、やるべきこと”を伝授します。一時的な繁盛をもたらす方法ではなく、リピーターとなり、ファンとなってもらうための最善の策です。これを実践すれば、行列ができることは間違いなし。 ■言葉に踊らされない「顧客満足」 「顧客満足」と言われて久しいですが、あなたは実践していますか。 顧客満足と言うと、どんなオファーがあるのか、どんな得があるのか、などばかりが注目されますが、本来は違います。お客さまが「笑顔」になることです。 「キレイごとだ」「抽象論だ

【売れるマーケ】高く売れるお店・安く売るお店。

あなたは、お店でコーヒーを飲む時、 何を基準にお店を選びますか。 ・高級感あふれ、重厚な雰囲気の喫茶店「ルノアール」 ・気楽な雰囲気ながら、お洒落な造りで、  コーヒーのスペシャリストのいる「スターバックス」 ・アルバイト店員が、  カップに注ぐだけの「マクドナルド」 選択基準としては、 「味」「価格」「場所」「雰囲気」「サービス」 などが考えられますが、 この中でもっとも重要なのは「雰囲気」なのです。 「えっ、味じゃないの?」 と思われる方もいるかもしれませんが、