井苅和斗志

「にしんを食べると怒らない」のサークル顧問 レブル1100で早朝ツーリング 現実を虚構…

井苅和斗志

「にしんを食べると怒らない」のサークル顧問 レブル1100で早朝ツーリング 現実を虚構に落とし込んで記憶の改竄を行っておりますhttps://twitter.com/igari1932

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  • 自衛隊、予備自衛隊関連の記事

    この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。

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    ホンダレブル1100DCT(HONDA Rebel1100DCT)のツーリング記録です

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サークル『にしんを食べると怒らない』

井苅和斗志がサークル顧問を務めております「にしんを食べると怒らない」 の紹介です。 応援の程よろしくお願い致します。 サークル紹介 サークル「にしんを食べると怒らない」 平成22(2011)年7月サークル「国民補導聯盟」として結成 以降同人誌『補導聯盟通信』を刊行 平成30(2018)年11月サークル名を「にしんを食べると怒らない」に改称 以降同人誌『にしん通信』を刊行 刊行物紹介 同人誌通販…編集長Actin氏が管理しております (各画像は通販サイトにリンクしてい

    • 自衛隊『敗者のおごり』

      同人誌2017年冬号に掲載した原稿です 著者は「異界洋香奈」名義です 『敗者のおごり』 異界洋香奈 登場人物紹介 井苅和斗志(いがりかずとし)…予備自陸曹。自衛隊を辞した後に転職を繰り返し現在は運送会社勤務。妻子あり。自称右翼。 青江麻央(あおえまお)…予備自補あがりの予備自陸士。短大卒業後は職を転々とし主に派遣で生活している。井苅のことを『師匠』と慕っている。自称革命家。 予備自衛隊訓練も二日目。出頭した隊員たちも程よく打ち解け和気あいあいとしつつも熱心に訓練に励

      • 自衛隊『志願の理由』

        同人誌2018年冬号に掲載した原稿です 著者は「異界洋香奈」名義です 『志願の理由』 異界洋香奈 僕が井苅氏と出会ったのはあるSNSのオフ会でのこと。 その後何度か顔を合わせる機会があったのだが、井苅氏が元自衛官で現在は予備自衛官であると聞いて何とも信じられなかった。 僕が思い浮かべる自衛官とは長身で筋肉質で豪快な体育会系の人物像である。しかし井苅氏は小柄で華奢で少々暗い印象を受ける。 身長は僕より十数センチは低いだろう。体重は僕の半分程度…とは言い過ぎだろうか。 昼間か

        • 【厚木をやる】早朝ツーリング2024.04.13(土)

          「厚木をやる」とはなんとも耳慣れない語感ではあるが、 神奈川県厚木市在住でフリーマガジン『暇』を刊行している書籍編集者杉本健太郎氏の造語らしい 切通理作氏が主であるネオ書房@ワンダー神保町店で開催された久喜ようた氏の個展会場で杉本氏に出会ってから、「俺も厚木をやってみよう」と思い立ち、たびたびツーリングがてらに厚木を訪れている 今回は別の用事で静岡方面に向かう予定だったのだが、厚木が経路の途中に位置するのでせっかくなので短時間ながら「厚木をやる」ために立ち寄ってみた 愛車レ

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          Rebel1100DCTツーリング備忘録2024(令和6)年4月

          2024.04.07(日)朝の首都高 出発    0914時 終了    1114時 総走行距離 29292㎞ 走行距離  90.1㎞ 給油量   4.66L 金額    792円(170円/l) 燃費    19.67km/l 経路    首都高高松~5~C2外~C1内~11~B東~辰巳第一PA~9~箱崎PA~9~B西~C2外~板橋本町 所見 早朝は雨だったがもう路面はほとんど乾いている 日曜の午前なのでそこそこ交通量は多い 気温はちょうどいい感じ 日差しも強くないので

          Rebel1100DCTツーリング備忘録2024(令和6)年4月

          二十数年振りに母と弟に会う

          (1) 「だからさ、記憶が混濁するんだよ!」 電話口で声を荒げて事情を説明のは井苅和斗志である。 井苅が言うには最近夢に登場する少年が息子なのか弟なのか途中からわからなくなる事、成長するにつれ高校生になった息子を間違えて弟の名前で呼びそうになる事。 『はあ?お前なに言ってんだ?』 話を聞かされている井苅の父親は困惑すると共に呆れ気味である。 井苅の両親が離婚してから二十数年が経っている。 当時なかなかの騒動だったらしいが、井苅はその時既に独立して東京で暮らしていた。 両親

          二十数年振りに母と弟に会う

          深夜の事故

          井苅はバイクで事故を起こした。 妹を家に送るため深夜に4車線の国道を走っていた。 深夜とは言え大型車も多かったし、周囲の巡行速度も速かった。 一部方面からは名車との声もあるホンダVTZ250と言えども、タンデムなので無理せず、井苅は努めて安全運転を心がけ用心深く慎重に走行しているつもりだった。 それでも事故は発生する。… 国道とは言え周囲に建物は少なく照明もほとんど無い場所だった。 『少し肌寒いな』と思いながら70~80くらいで走行していると約300m程先の信号が赤に変わっ

          移住してきました

          以前使ってたブログからnoteに移住してきました。 なかなか困難な作業でまるいち日掛かってしまいました。 最後の更新が2017年10月だからもう随分と書いてない。 まあこれからはぼちぼちと140文字に囚われない文章を書こうかなと思う次第です。 以前のブログの文章中のリンクとか直すの面倒だったからそのままになってますがご容赦下さい。 以前のコンセプトとしては、現実と虚構の融合を目指していました。 実在、非実在の人物を交え実際に起こったり体験したことを『物語化』してしまおうと

          移住してきました

          【港区南麻布】在日韓人歴史資料館を見学する

          2017.10.27 初出Jugemブログ『西雑司が谷遠足同好会日誌』異界洋香奈 井苅和斗志(いがりかずとし)…自衛隊を辞した後に転職を繰り返し現在は運送会社勤務。自称右翼。 青江麻央(あおえまお)…短大卒業後は職を転々とし主に派遣で生活している。井苅のことを『師匠』と慕っている。自称革命家。 「おう、俺だけど元気か?」 「あ、師匠。どうも御無沙汰振りですう…」 「いま電話大丈夫か?」 「大丈夫ですけど何ですこんな遅くに…」 「いやあ、今日な、帰還兵くんと一緒に在日韓人

          【港区南麻布】在日韓人歴史資料館を見学する

          【港区芝】東京都人権プラザを訪ねる

          2017.10.27 初出Jugemブログ『西雑司が谷遠足同好会日誌』異界洋香奈 井苅は友人の帰還兵くんと共に港区芝にある東京都人権プラザを訪れました。 平日午前であるせいか一般見学者は見当たらない。 奥の方には何やら首からIDカードをぶら下げた集団が職員からの展示の説明を受けつつ見学をしている。 「どうやらどっかの区の職員の研修っぽいっすねえ」 入ってすぐのスペースにはパラリンピックの紹介。 「やっぱり欠損とかの障碍って言うと戦傷者が思い浮かぶよね」 「九段下のしょう

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          平成28年度靖国神社、千鳥ヶ淵戦没者墓苑参拝

          2016.11.27 初出Jugemブログ『西雑司が谷遠足同好会日誌』異界洋香奈 気が付けば今年ももう残りひと月あまり。 このままでは参拝せぬまま年がかわってしまう。 どうも年々精神状態が悪化している。 おそらくは精神疾患だろうが、わずかばかり精神障碍も疑っている。 どうも何をするにも億劫…と言うか苦痛を伴う。 横になってアニメや映画を眺めているか、スマホをいじるくらいしかできない。 それで一日が終わる。 そしてまた仕事に出る。 晩秋。 参道の並木は鮮やかな黄色に染まっ

          平成28年度靖国神社、千鳥ヶ淵戦没者墓苑参拝

          【伊豆】熱川バナナワニ園へ行く

          2016.01.11 初出Jugemブログ 『西雑司が谷遠足同好会日誌』異界洋香奈 倅が「ワニがみたい!」と言うので熱川バナナワニ園にやって来た井苅家族。 今日はおじいちゃんも一緒なので倅はご機嫌である。 分園の駐車場に車をとめたので、まずは分園の方からの見学となる。 井苅が前回バナナワニ園を訪れたのは記憶が正しければ幼稚園児の頃だから30数年振りの来園となる。 バナナワニ園と言うものの目玉の一つはレッサーパンダである。 動物園のレッサーパンダと言えば数頭がじっと物陰にひそ

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          城ケ崎門脇つり橋と三島スカイウォーク

          2016.01.11 初出Jugemブログ 『西雑司が谷遠足同好会日誌』異界洋香奈           仕事中に私物携帯にかかってくる電話には出ないようにしている井苅であったが、それが神馬晴華からとなると話は別である。 「な、何か御用でしょうか?仕事中なので手短に…」 「キミ、明日は休みかね?」 「は?」 「は、じゃなくて、休務なのか勤務なのか訊ねているのだよ」 「し、失礼しました、明日は休みです」 「それはちょうど良かった。車を手配してもらいたい」 「こ、これからです

          城ケ崎門脇つり橋と三島スカイウォーク

          『怪しい少年少女博物館』へ行ってみた

          2015.09.08 初出Jugemブログ 『西雑司が谷遠足同好会日誌』異界洋香奈 『まぼろし博覧会』を堪能した西雑司が谷遠足同好会一行は急いで『怪しい少年少女博物館』へと向かいます。 国道135号線の城ケ崎海岸入口交差点にほど近い場所にあり、怪しい像が突っ立っているので迷わず見つけることができます。 既に16時近くになっており時間の猶予はありません。 一行は急ぎ足で入館するのです。 「え?入館料払わないとダメっすか?」 「はあ?おまえが行きたいって言ったんだろ?」 「

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          『あやしい秘密基地まぼろし博覧会』に足を踏み入れてみる

          2015.09.08 初出Jugemブログ 『西雑司が谷遠足同好会日誌』異界洋香奈 「『まぼろし博覧会』と『怪しい少年少女博物館』へ行きましょうよ」 「それはどこにあるんだ?」 「伊東っす」 「はあ?おまえ今どこにいると思ってんだ?伊東は東伊豆だぞ、全く逆方向じゃねえか!」 「でもどうしても行きたいっす。ほら、地図で見るとそれ程距離も無く…」 「ばかやろう。縮尺いくつだと思ってんだよ。ここからだと峠越えて山道走って結構距離あんだよ!」 「うちも行きたい…♪」 日程

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          【世界遺産】韮山反射炉【伊豆の国市】

          2015.09.08 初出Jugemブログ 『西雑司が谷遠足同好会日誌』異界洋香奈 「次は韮山反射炉へ行きましょうよ」 「はあ?反射炉なんて“日本がっかり観光地百選”のひとつに数えられるようなところだぞ?」 「いえ、世界遺産に登録されたことですし、せっかくだから一応…いや、絶対に行くべきっす!」 帰還兵くんの強硬な主張により、西雑司が谷遠足同好会一行は雨が降りしきる中を韮山反射炉へと向かったのだった。 平日だと言うのに観光バスが何台も駐まり、観光客が続々と反射炉へと向

          【世界遺産】韮山反射炉【伊豆の国市】