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【本を出したい人必読】本を出版するまでの流れ。本は、著者だけでなく編集者、ライターなど全員の力の結晶

人材教育家でマナー講師の井垣利英です。私は2002年6月に(株)シェリロゼを起業して以来、今まで15冊の本を出版しています。そして21年4月の今も、新しく2冊の本を作っているところです。

今回は、「本を書きたい」「本を出したい」という夢を持っている人のために、少しでも参考になればと思い、本ができるまでの工程を書きます。本を出版したい人の夢実現に近づくように。

私の担当クラス【魅力道】『夢を叶える』でも話していますが、夢を叶えるには、その夢が叶ったシーンが、映像としてカラーで見えるくらいイメージすることが大切です。

ここに書く「本を出版するまでの流れ」は、著者によっても、また出版社や本のジャンルによっても、違うかもしれません。あくまでも私の体験談ですが、少しでも参考になれば幸いです。

1.すべては「出版依頼」から始まる

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この写真は、今、取りかかっている本の編集者から届いた、実際の「出版依頼」です。

本を出すことが決まるには、最初に、出版社や編集プロダクションの編集者、ライターなど、出版関係者から「出版依頼」が届きます。メールや電話、手紙など手段は、その人によって違います。

その依頼内容を見て、私からお返事の連絡をします。「出版依頼」にある内容をもとに、電話で話したり、実際に会って話を伺って、具体的に話が進んでいくのです。コロナ禍で、オンラインでの打ち合わせも多くなりました。

2.自分で執筆するか? ライターさんをつけるか?

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周知のとおり、世に出ている本のうち、著者のインタビューをライターさんがまとめて作られている本が多くあります。もちろん、ジャーナリストや小説家など、文章を書くことを生業としている人などは、ご自分で執筆されています。

でも実際に、書くことを専門としていない人が本を書くのは、並大抵のことではありません。昔からあることわざで「もちはもち屋」と言われる通り、物にはそれぞれの専門家がいて、素人はプロにはまったく力が及びません。

私は編集者からのリクエストで、2冊目の本『美人オーラをつくる!』(DHC)は、すべて自分で書きました。30代前半の当時は、会社を創ったばかりで、本を出すことも興味津々で、怖いもの知らずだったのです(笑)

当時は、本業のスクールもクラス数が少なくて時間に余裕もあったし、徹夜しても大丈夫な体力もあったから、本の執筆への挑戦ができました。もちろん毎日、早朝から深夜までほぼ一日中、原稿を書いていました。

でも、それ以降、有り難いことに本業のスクールが軌道に乗り、雑誌やテレビの取材依頼が増えました。色々な雑誌や新聞の取材を受ける中で、インタビューをされてライターさんに記事を書いて頂く方が、言いたいことが的確に表現され、どれだけ価値あることなのかが分かったのです。

3.ライターさんとの相性も重要!

ぷりん

私の3冊目の本『プリンセス・マナーブック』(大和書房)を出すときに、出版社が引き合わせてくれたのが、ライターさんの中西后沙遠(みさお)さんでした。

当時、私は起業して3年目。中西さんは、すでにベテランの敏腕ライターさんでした。

初対面で中西さんは「井垣先生は、将来、一流の人になられると思います。私は色々な人を見てきたので分かります!」と笑顔で言ってくださり、勇気をもらえて、とても嬉しかったことを今でも鮮明に覚えています。

中西さんのキャラクター、天才的なインタビュー力、キャッチ力、文章のまとめ力により、可愛くて分かりやすい本が完成しました♪

そのおかげで、この本がベストセラーになり、発売から10年近くたって文庫版が出ました。その文庫版もさらに売れ続け、有り難いことに、ロングセラーになっています。

それ以来、ライターさんを指名できる場合は、中西さんにお願いしています。これまで何冊も、中西さんと一緒に本を作ってきました。

私が中西さんを指名している理由は、毎回、その本に求められているテーマをしぼってインタビューしてくれて、私が言いたいことを的確に文章にまとめてくれるからです。ひと言でいうと、相性がいいのです(笑)

4.たくさんの人がかかわって本ができる

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この写真は、私の15冊目の本『開運#年中行事はじめました』(致知出版社)を担当してくださった主要メンバーです。致知出版社の小森俊司編集長、編集者・Kさん、ライターの中西さん、私の会社・シェリロゼのスタッフの蓮見。

本を作るのには、ここに写っている人たちだけでなく、本の中のイラストを描くイラストレーターさん、表紙のデザインをするデザイナーさんなど、他にもたくさんの人たちがかかわっています。

一冊の本を作るのに、チームとして連携を取りながら、本が出来上がっていきます。だから、全体の空気感やコミュニケーションなど、良いムードで楽しくやっていくことが大切。

5.まとめ。本を出す=ご縁とコミュニケーション

本を出すことは、運とご縁、そしてコミュニケーションが大切だと思います。いくら専門知識が豊富にあっても、能力が高くても、人と感じよくコミュニケーションが取れていないと、チャンスを逃すかもしれません。

それって、もったいないでしょ?!

チャンスをつかむためにも、普段から、人と良い人間関係を築けるように、つねに感謝と思いやりをもって人と接しましょう。人とのご縁を大切にして、専門分野の力を高める努力を続けることで、道は開けると信じています。お互い、夢を実現させるために頑張りましょう。


⏬プロフィール 井垣利英(いがきとしえ)☆マナー嫌いだった私が、マナー講師になるまで

⏬人材教育家、マナー講師。井垣利英(いがきとしえ)【私の仕事】プロとして大切なこと

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ちょこっとマナー&プラス思考を伝えて、日本中を、明るい笑顔でいっぱいにしたい! 夢と自信をもって、多くの人たちがキラキラ輝いて生きられるように☆ 心が明るく、軽くなる記事、動画をアップし続けます。これからも、 一緒にワクワク笑顔を増やしましょう。ご縁に感謝。