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献血の歴史

こんばんは。きむきむです。
今日も数ある投稿の中で私の投稿をご覧いただきまして
ありがとうございます。

最近、子供の学習教材に触れ合う中で献血について興味深い記事があったので共有したいと思います。

事前お伝えしないといけませんが、学生時代は献血を何度もしましたが、ある時から、赤血球の比重が低くなり(血液が薄い!?)、献血ができなくなりましたので、10年以上献血していません。その後確認していないのでもしかしたら献血ができるように戻っているかもしれませんが。

献血の歴史(昔は人間の血を輸血したわけではない)

献血は人の血を人に輸血するのが当然だと感じていると思っている方も多いかと思います。でも最初は人間の血ではなかったのです。

1667年:イギリスの科学者達が貧血と高熱の患者に

小羊の血液!

を輸血をしたのが始まりとされているそうです。
子供の学習教材によると、羊の血を輸血された人は生き延びたそうですが
パリで同様の実験をした患者は亡くなり、これを行った医師は殺人罪で刑務所に入る寸前だったそうです。

その後、死亡者が発生しフランス政府は1678年に全ての輸血は禁止にしました。しかし、英国では輸血の実験は継続されました。

1818年:内出血で死にかかっている女性患者に夫の血を輸血。2日半ほど元気を取り戻した後に死亡してしまいます。

1825年~1830年: 10数名の患者に対して人間の血液を使った輸血が開始され、5名の命を救うことに成功します。
但し、輸血は時に人々の体調をより悪くさせたそうです。

1875年頃:ドイツの生理学者であるレオナルト・ランドイスらが、動物の血のヒトへの輸血は、異種の動物の血液輸血が溶血反応などを起こすことを、試験管内と動物の生体実験で証明をします。

1901年:オーストリア人医師のカール・ラントシュタイナーが死亡したり、体調の悪化理由を発見します。血液にはA、B、AB、Oの4つの型があり、血液型の不整合や凝固が原因であることが分かります。
これによって輸血の危険性を減少しました。

1919年:日本で最初の輸血は塩田広重が子宮筋腫の患者に行って成功したものです。

1937年:米国で世界初の血液銀行が設立されます。

1964年:3月24日にライスシャワー駐日大使が暴漢に襲われ、治療時の輸血によって血清肝炎に感染してしまいます。

1974年~:日本では輸血用血液ははすべて献血で賄われています。

ということで、献血の初期はなんと羊の血液を人間に輸血していたそうです。びっくりです!

こちらの情報は子供の学習教材はリンクが無いのですが、以下の情報を参考にしております。

2020年度の献血者数

新聞やテレビと言ったマスメディアで2020年度はコロナの影響で皆が外出を控えており、献血者数が大幅に減少しているという報道を見ました。
ちなみに、過去8年(2012年度~2019年度)の献血者数は以下の通りです。

  年度    献血者数
  2012年   525万人       
  2013年   516万人
  2014年   499万人       
  2015年   488万人
  2016年   483万人
  2017年   473万人
  2018年   474万人
  2019年   493万人

2020年度は一体どの程度献血者数は何人減少しているのか気になるところです。

ということで2020年度について探しましたが今年3月終わったばかりなので正式な統計は出ていませんでした。そこで手集計で数えてみた所、

2020年度 5,037,920人(約504万人)

ちなみに明細は以下の通りです。(単位:人)
4月387,305 5月420,502 6月410,344 7月410,480 8月431,798 9月407,735
10月427,914 11月421,491 12月447,310 1月 441,795 2月406,063 3月425,183

えーー!

なんと前年に比較し約10万人増加し7年ぶりに500万人を突破していました。喜ばしいことです!
私は日本赤十字社の月々の献血者速報の献血者数(1ページ目「全国合計」)から取っているのでファクトチェックをお願いします。

とは言え、献血者数が増加していることは非常に喜ばしいことだと思います

私にとっては輸血の最初が羊の血だったことと、昨年度は献血者数が減少していると思っていたのですが増加していたのが意外で興味深かったです。

タイトル写真は「みんなのフォトギャラリー」から使用させていただきました。いつもながらありがとうございます。

今日も最後まで付き合っていただきありがとうございました。
明日も皆様にとって良い一日でありますように。

未来志プロデューサー きむきむ
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