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東京五輪2020の開会式を見て

今日も数ある投稿から私の投稿をご覧いただきましてありがとうございます。今日も暑かったですね。いよいよ東京オリンピック開幕しました。

開会式ご覧になりましたか?

私は元々オリンピックの開催には懐疑的ですが、家族が見ていてついつい見てしまいました。途中、雨が降ってきて、こんなところに開閉式競技場にしなかったシワ寄せがくるのではないかと冷や冷やしましたが、何とか天気も持ち良かったです。

開会式でも批判的で気になったことはいくつかあったのですが、それはさておき、今日は自分が感じた”良かった・凄かった”と思った事を記憶が新しいうちに書いておこうと思います。

リカバリー

開幕前のゴタゴタがありましたが、1972年のミュンヘン五輪の際にパレスチナ・ゲリラに殺害されたイスラエル選手らを追悼するため、森山未来さんの演技と黙とうの時間が設けられたのは、国際的な舞台でのユダヤ人の方への尊重と配慮があってよかったのではないかと感じました。
 ※中東の国の中にはちょっと不快に感じた人々もいたかもしれませんが。

私は開会式が始まるまでは、誰か責任者が開幕式の冒頭で任命責任を詫びるしか収束方法は無いかと思っていました。実際には黙とうと開会式前のゴタゴタへの謝罪と直接関係があるかはハッキリしませんが、このハッキリしないということも良かったのではないかと思いましたし、もしかしたら一部の関係者は溜飲を少しでは下げてもらえたのではないかと思いました。

言葉のパワーを感じた

橋本聖子2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長のスピーチお聞きになりましたか?
いやー久々に感動しました。長すぎるという一部マスメディアの報道がありましたが、日本人でもこのオリンピックという舞台で堂々と人の心を揺さぶるスピーチが出来るんだとちょっと誇りに感じました。感極まる様子からもこのオリンピックへかける思いが伝わりました。
また紛争地域でのオリンピック休戦も知りました、ちょっと調べてみたらWebサイトにこんな情報がありました。

2800年程前の古代オリンピックでは競技者や観客が安全に各地から開催地のオリンピアに辿り着き、競技の後も無事帰路に就けるようにその期間は戦争を休戦していたそうです。
故事にならい1992年IOCはアスリートやスポーツの価値を守り世界中の戦争をより平和的民主的に解決に向かう道を目指すため「オリンピック休戦」を提唱し1994年リレハメル大会から始まったそうです。

それはそれでオリンピックを開催する意義があるなと感じたし、それを開会式のスピーチで行い、日本国民への感謝、アスリートへのリスペクト等を表現されていて私は感動しました。
日本人で大舞台であれだけのスピーチを同じようにしてみてと言われても
なかなかマネできるものではないと思います。

ドローン

夜空に浮かぶ球体に隊列を組んだドローンご覧になりましたか?
最初は何がどのようにして浮かんでいるのかサッパリわかりませんでした。ひょっとしたら上空から糸で操り人形のように吊っているのかなと思いましたが、ライトアップ(輝き)され、地球の大陸が表現されてキレイで感動したし、ドローン技術はここまで来ているんだと先端技術を垣間見て驚きました。
我が家にも”おもちゃ”のドローンがあるのですが、ドローンは風の影響をかなり受けます。高級機種になるとジャイロが搭載され水平性を維持し、センサーが付いていて衝突を防止するように制御されていると聞いていたのですが、ここまで来るとは!驚きました。
上空はかなり風が吹ていたハズです。その中でのあの圧巻のパフォーマンスは本当に素晴らしいと思いました。
操縦されている方も相当練習されたんだろうなと思いました。

ピクトグラム

今回のオリンピック競技を全てパントマイム風にピクトグラムで表現されているのは、何となく手作り感があって好きでした。

ちなみにピクトグラムとは何かと言うと

一般に「絵文字」「絵単語」などと呼ばれ、何らかの情報や注意を示すために表示される視覚記号(サイン)の1つだそうです。(Wikipediaより)

コロナに配慮して人間のパフォーマンスを制限している部分もあるかと思いますが、プロジェクションマッピングと映像が多く使用されていて、リアリティー(実感)が薄まりやすいと思います。そんな中、50個の競技のピクトグラムをこのように表現していたのは各競技へのリスペクト(尊重)もあり、実際に開会式でやっているんだ!という実感を持ち好きでした。ちょっと手間取ってしまったものもありましたが、それがまた実際にやっているという実感を与えて良かったと思いました。
そしてスピード感を出しコミカルな感じのなんとなくユーモアもあり、そして表現の創造性を感じました。

高齢者への勇気を与える

聖火ランナーの最後の方で長嶋茂雄さん、王貞治さん、そして松井秀喜さんが登場したのはとても良かったと思います。これはかなり日本国内へのメッセージだったのではないかと感じました。

私の両親の世代では長嶋茂雄、王貞治と言えばみんな大好き!みんな知っているヒーローです。ただ、両親の世代はこのコロナの影響もあり、まったく外出せず、消極的になり、関心も内向きなっている方も多いと思います。
健康寿命を失われた方も多くいらっしゃるのではないかと思います。

そして、我々の世代はもちろん、20代、30代の方も、男女を年齢を問わず老いは誰でもやってきます。

長嶋茂雄さんの老いても、脳梗塞で倒れてもなお、足を引きずり、松井さんの手を借りつつも、そのありのままの姿で表舞台に出て、聖火を渡すために一歩一歩遅いながら前進する姿には心を打たれました。

我々の両親の世代に少しでも勇気を与えていたらいいなと思いました。

前回の投稿の冒頭でも書きましたが、五輪開催に至るまでの今までの混乱は運営側・体制側の問題でアスリートに責任はありません。この猛暑の中、体調を整えていただき力を出し切ってもらえることを願っております。
7月27日頃に台風が関東に接近するとの予報が出ていますが、何とか影響が小さいことを願うばかりです。

いろいろ批判もあるし批判されるのもやむを得ない一面もあると思いますが、全てのことは陰と陽の両面があります。ついついマイナスな面に気持ちが行きがちですが、フェアにプラスの面を評価するのも大切ではないかと思った次第です。

冒頭の画像はいつも通り写真ACから使用させていただきました!
ありがとうございます!

今日はここまでにしたいと思います。
本日は最後までお付き合いいただきありがとうございました。

また次回の記事で会いましょう!
皆様にとって良い一日でありますように!


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