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苦手な先生はやっぱり苦手だ

自分が生徒だった時、どうしても苦手な先生がいた。
どうしていつも不機嫌なの? 周りに当たり散らすみたいに。
でも、自分がまだ子どもだから、先生の考えを理解できていないだけか。
教員になったら、全ての先生と分かり合えるはずだと、心のどこかで思っていた。

今、教員になって思う。
人間だから、合う合わないは必ずあって、自分が先生だから、相手が先生だからといってそれがなくなるわけではない。
あの時、苦手だと思った人たちは、やっぱり苦手だ。

私の口調だったり、雰囲気だったり、価値観だったり。
誰かを不快にしたいなんて思っていないけれど、私の言動の1つ1つが癪に障る人もいるのだろう。
目の前の生徒が大人になった時、私が今やっていることが全て肯定されるわけではない。
誰かの苦手な、嫌いな先生として、私はこれからも仕事をしていくのだろう。
少し寂しいけれど、そういうものだと割り切って。割り切りすぎないように気をつける。


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