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ずっと笑顔の人ってスゴイ

できれば笑っていたいという話。


最近は大学のオンライン授業やゼミだけでなく、プライベートでも友人とテレビ電話をごく自然にするようになった。

もうさすがに慣れてきたけど、ちょっと前までは普通じゃなかった日常が流れている。

今はインターネットが発達しているから、自宅にいながらオンラインでたくさんの人と繋がりを持つことができている。もしも、この自粛生活にインターネットがなかったら、私は孤独に飲み込まれてどうかしていたと思う。いや、むしろインターネットがなかったら、こんなに孤独を感じなかったのか。


さて本題。

今回書きたいのは、とある人とテレビ電話をしていて感じたことだ。


具体的な状況は省くが、大学の友人数人で集まって、適当に近況報告をしたりしていた。

それぞれが思うままに、昨日アベノマスクが届いたとか、奨学金新しくもらえることになったとか、バイトに久々に行ったとか、どうでもいいことを話す時間。

パソコンの画面は分割されて、みんなの顔が映っている。

テレビ電話は難しいもので、話す人の目を見て話を聞いているつもりでも、カメラは少しずれたところにあるので、あちらからすると目線は合わない。

逆に言うと、どれだけ相手のことをジロジロと観察しようとも、相手は気付きようがない。

ということで、私は無意識のうちに友人の話し方を観察していた。


目に留まったのはある女友達。

どんな話をする時も、もっと言えば話していない時でさえ、彼女はずっと笑顔でいた。

口角を上げ、目は少し垂れている感じ。

「ニコニコ」という言葉がぴったりだと思った。

話す声も明るく聞こえ、「ああ、コミュニケーションってこうやるのか」とも思った。


自分が話している時、画面に映る自分の顔を覗くと、ほぼ無表情であまり楽しくなさそうに見えた。

意識しすぎていたからかもしれないが、自分のこの楽しいという気持ちが相手に伝わっていなかったのかと考えると不安になった。

さらに言えば、実は楽しいと自分に思い込ませていただけで、本当は楽しくなんてなかったのかななんて思ってしまった。

色々と考えながら、笑顔を作ってみた。

慣れてなかったからか、すぐに頬がピクピクし始めて、笑顔でいるのが辛くなった。

疲れていただけだろうか。


彼女の笑顔から受けた好印象はたしかなものだ。

おそらく笑顔は大事なコミュニケーションツールのひとつだから、少しずつ練習しよう。


大丈夫、ちゃんと笑えてる。







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