一ノ瀬真希

HSPの妻を持つ、最高に鈍感な男。 日常の出来事や世界観、物事への憤り時にはなんかも徒…

一ノ瀬真希

HSPの妻を持つ、最高に鈍感な男。 日常の出来事や世界観、物事への憤り時にはなんかも徒然なるままに。 繊細さんとのありふれた日常も、鈍感さん目線で書いていきます。

最近の記事

ヤマアラシのジレンマと僕

皆さんは「ヤマアラシのジレンマ」ってご存じでしょうか? ヤマアラシは体中に針が生えている動物です。 そんな体だから彼らは身を寄せ合おうとすると仲間のヤマアラシに自分の針が刺さって傷つけてしまう。 そんなヤマアラシと人間も似ているねってのが「ヤマアラシのジレンマ」です。 人間は社会的動物なので、「誰かと仲良くなりたい・近づきたい」と思います。 しかし仲良くなるにつれて「傷つきたくない」「傷つけたくない」という思いが強くなってしまって近づけない。 あるいは実際に傷つけてしま

    • この世の誰にも家族なんていない

      僕は四人兄弟の長男です。 弟が1人、妹が2人。 特に兄弟仲が悪いとかはなく、喧嘩したこともありません。 ただ、僕は弟たちと話したこともありません。 最後に会ったのは10年以上前で、一番下の妹には会ったことがないです。 そんなんだから僕は4人兄弟の一人っ子だと思っています。 まぁよくある話です。 両親が離婚して、一人っ子の僕は父に引き取られた。 その後父は何度か再婚し、年の差がある兄弟ができたけど、15年ほど一人っ子として生きてきた僕は兄弟として認識できず、僕はその家

      • 組織の管理者への愚痴

        管理者って大変ですねほんと。 仕事してたら何らかの組織のリーダーになったり、昇進して役職についたりすることがありますが、まあ大変です。 で、僕はそういうリーダーとか上司っていう存在の人に対して「もっと勉強しろよ」って思っちゃうことがあります。 若造が偉そうなこと言うなって感じですけどね… 中途半端に権力だけ持って、管理者としての勉強を何もしていない人に対して腹が立つんです。 だって管理者の発言一つでメンバーの給料が決まったり、下手したらクビになったりするんですよ?

        • 行動の理由を自分の中に持ちたい

          めっちゃ久々の投稿になってしまいました。 「仕事が忙しかった」と、労働が生まれた瞬間から言い古されたような弁明という名の嘘をついておきます。 ぶっちゃけ言うと他のことに時間を費やすことが増えてしまって一時的にモチベーションが下がってたんですよね。。 でも最近出会った友人に刺激を受けて、改めて 「やりたいことにちゃんと時間を投資しよう」 と思いまして。 その辺の話も次くらいに投稿しようかな!と思ってるのでまたよければ読んで下さい。 さて本題。 ずっと悩んでることがある

        ヤマアラシのジレンマと僕

          誰かを嫌いになるには人生は短すぎる

          「人生80年。80年は誰かを嫌いになるには短すぎる。」 これは僕がよく聞いているネットラジオのパーソナリティがおっしゃっていた事です。 いや、ほんとにそうだなあと思います。 僕自身、本当に嫌いな人というのがいません。 なんでかなあと考えてみると、色々思い当たる理由はあるのです。 人を嫌いになるとかならないとか、今日はそういうお話。 誰かを理解するのは難しい 冒頭で書いた通り、僕は嫌いな人がいません。 どんな知り合いも、どれだけ意見が合わなくても、嫌いになったことは

          誰かを嫌いになるには人生は短すぎる

          HSPの妻との生活で気をつけていること

          僕の妻はHSPです。 僕はHSPとは正反対の極地に立つ人間です。 なので僕は妻の世界観がわからないし、妻も僕の世界観はわからないでしょう。 正反対の二人です。 そんな真逆夫婦だから、僕らは毎日お互いの行動原理が分からずにわだかまりを覚え、相手が発言する度にザラっとした感情が芽生え、日常的に怒号が飛び交い、猫はそんな二人を横目に昼寝をしている。 それが僕ら夫婦の日常。 、、、なんてことはまるでない。 実際のところは、僕たちは比較的仲良く過ごせているんじゃないかな?と思

          HSPの妻との生活で気をつけていること

          少年よ、自己中であれ

          僕は自己中心的な人間です。 これは間違いなく断言できます。 僕は完全無欠の自己中人間なんです。 でもそれっていけないことでしょうか? 僕はむしろ自己中心的であることを誇りにすら思います。 じゃあなんで僕がそんなふうに思うのか。 今日はそんな自分哲学のお話。 、、、自己中って多分死語ですよね。 でも僕が今タイトル込みで3回使ったのでこれで生き返りました。 今日限り自己中という言葉を死語とは言わせません。 、、、今ので4回です。 死語どころか生き生きし始めました。 自己

          少年よ、自己中であれ

          鬱病とHSP

          僕は臨床心理士でもなければ心療内科医でもありません。 ただ学生時代に心理学を学び、HSPの妻を持つだけの男です。 なのでいわゆる「心の病」的なものには大して明るくないですし、詳しく話せるほど知識はありません。 大学の教科書や講義で学んだ程度の浅い浅い知識しか持ち合わせておりません。 ですが、そんな僕でも僭越ながら鬱病とHSPについては少し思うところがあるので軽く書いておこうと思います。 鬱病とHSPと、両者に対する世間のイメージについての違和感。 今日はそんなお話。

          妻がHSPだと気づいた日の話

          HSP(Highly Sensitive Person)というのは、すごく簡単に言えば感受性が強く、さまざまな刺激を人並み以上に感じられる人です。 これは特別な病気ではなく、気質の問題です。 5人に1人はHSP気質の人がいると言われているので、周りの職場や学校にも結構HSPの人がいるのではないでしょうか? さて、そんなHSPですが、前回もお話しした通り私の妻もHSPです。 日常のちょっとした音や光、痛みなどにはとても敏感で、特に匂いに関しては犬並みの嗅覚を持っています(大げ

          妻がHSPだと気づいた日の話

          繊細な妻と生きるということ

          世の中は多数派によって作られる。 それは当然といえば当然だけど、時々不都合が起こることがあるのは事実。 例えばHSPかそうじゃないかという分け方なら、僕は多数派で妻は少数派ということになってしまうのも事実。 それによって時々問題が起きてしまうのもまた事実。 でもそんな問題も、意外と悪くないですよ。 鈍感な僕の人生ではあり得ないはずだった視点を妻から教えられるってのは、なんだか人生を2倍歩んでる気分。 今日はそんなお話。 人の心を理解するのは難しい 我が家は夫婦共働きで

          繊細な妻と生きるということ