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AD/HDの僕はこんな音楽を聴いて生きてきた

AD/HDがある人って音楽的な趣味とか同じだったりするのかな?という疑問が浮かび音楽のことについて書いてみようと思いました。

僕の人生に必要な物のひとつ、音楽。

これまでどんな音楽を聴いて僕はどんな人生を送ってきたのか書いてみたくなって記事にしました。

題して、AD/HD僕の音楽趣味変遷!

ということで、小学生から現在までの僕の音楽的趣味の遷移を辿っていくような感じで書いていきます。

AD/HDがある皆さん、これまでどんな音楽を聴いて、これまでの人生を歩んできましたか?

僕が音楽に興味を持ち始めたのは恐らく小学校4年生くらいかなと思います。
その頃から友達や家族とテレビ等で聞く音楽の話を好んでするようになった記憶があるので、興味も持ち出したのはこの頃なのかなと思います。

時代は1990年代前半。

小学生の時に僕が初めてお小遣いで買ったCDは、

To Be Continuedの「君だけを見ていた」

でした。

その当時は、WANDS、T-BOLAN、ZARD、B'z、福山雅治、DEEN、サザンオールスターズ、大黒摩季などといったアーティストたちが僕達小学生の間では流行っていました。

僕の初めて買ったCDはドラマの挿入歌でした。そうそう、主題歌じゃなくて挿入歌。ドラマの名前は忘れてしまいました。ggればすぐ出てくると思います。

クラスでは上記したアーティストのCDを買ったとかそういう話をしていましたが、僕はどこか冷めていたように思えます。

おれはそんなみんなが聴くような音楽は聴かないぜ、おれが聴くのはドラマの挿入歌だ、やや拗らせ気味に僕の音楽的な傾向は始まりました。

それからも人とはちょっとズレてるものを好んでCDを買っていた思います。

要するにサブカル気取りです。

人と違うをおれイケてるぅ的なやつです。

でも、中学になってくるとそんな思考もだんだんと落ち着いてきたのか、周りの友達とも音楽の趣味が合うようになってきました。

中学1年の時から僕はラジオを聴いていました。

まだ周りの友達が知らない音楽を見つけるのにラジオは持ってこいでした。

ラジオで気に入った音楽を見つけてはCDを買い、友達に「お前たち、このアーティスト知ってるか」と得意げに言うのです。友達たちがそを聴いて、気にいる場合もあるし、ぽかーんとしていることもあります。友達の反応はどうでとよかったのです。
僕が友達よりも先に行っているという優越感を味わえれば。

まさに中学生らしい。

そんなラジオでいろんな音楽を聴く中で、優越感とかサブカル云々関係なしに、僕がハマったバンドがありました。

それは、TRICERATOPSです。

当時、TRCERATOPSのデビューシングルてまあるRaspberryを初めて聴いた時は、衝撃を受けました。

それまでは、特にロックとかポップとかジャンルというものに捉われず音楽を聴いていましたが、このRaspberryを聴いた瞬間に僕はロックに目覚めたと言っても過言ではないと思います。

それを裏付けるように、その後ぼくはエレキギターを買いました。

Raspberryを弾きたかったからです。
(リフは弾けますが、ギターソロは未だに弾けません)

その後、トライセラも聴きつつ、時代的にバンドがブームの時期でもありました。

クラスで派閥ができるほどの盛り上がりでした。

ラルク派、イエモン派、LUNA SEA派、X派、SOPHIA派、ジュディマリ派などなど。

僕はGLAY派でした。
今でも好きで聴いています。大人になってから念願のライブに行けました。
文化祭ではGLAYのコピバンもしました。

中学3年生の頃からでしょうか。ジャズを聴くようになりました。当時聴いていたのはスタンダードナンバーのものばかりです。今もそうですが、好きで聴いていますが、特に詳しいわけではないのです。聞いて誰が歌ってるとか、曲名は知らないとかはよくあります。
今は、車の運転の時、読者の時、リラックスしたい時にジャズを聴きます。
あとは、少しだけ好きなアーティストができました。一番よく聴くのは、Bill Evansです。いつか、ストリートピアノで9月10月あたりに「枯葉」を演奏するのが夢です。

さて、高校に入ってからは、人生が変わったといっていい程の音楽との出会いがありました。

1990年代後半から2000年台前半にかけて、メロコアブーム(AIR JAM世代とも言われている)がやってきます。

それまで僕はJ-POPばかり聴いていましたが、そのメロコア、スカコア、ハードコア、ミクスチャーという音学と出会ってからは、考え方というか生き方というか、これまでの人生が180度変わったように思えます。

その当時で言えば、Hi-STANDARD、KEMURI、SCAFULL KING、BRAHMAN、BACK DROP BOMBなどにハマっていました。

高校を卒業してから僕はカナダに留学をしました。2001年から2003年の2年間、カナダのB.C.州のリッチモンドというところで生活をしました。

ここでも僕の音楽環境が変わりました。

当時は音楽を聴くためにはCDを買うのが主流でした。

そのため、僕がハマっていたメロコアやスカコアのバンドの新譜が出たとしても、日本から送ってもらわない限り聴けないという状況でした。

僕は日本を発つ前に当時好きだったバンドのCD音源をMDに入れ替え、大量のMDを持ってカナダへ行きました。

好きなものは好きなのでそのMDを毎日のように聴いていましたが、AD/HDの性か、現地(カナダ)で流行っている音楽も気になりだした時期がありました。
当時、Avril Lavigne、Sum 41、Simple Plan、あたりが当時の僕にはピタッとハマり、そこで初めて洋楽というものをしっかりと聴くようになりました。

そうなんですよ。それまで、洋楽ってあまり聴いてこなかったんですよ。

ここ(カナダ)にきて漸く洋楽デビューした訳です。

今では、自然に洋楽を聴きたい時に聴けるぐらいに洋楽が僕の中で馴染むまでになりました。

だから、カナダに行ってなかったら洋楽を聴くことなく人生が終わっていたかもしれないですよね。そんなことあるかい!と思うと思いますが、それくらいカナダで出会った音楽は人生を変えたなと思います。

それから、あ、まだカナダの時の話をするんですが、メロコアにハマってからJ-POPイヤイヤ期があったのですが、カナダに行ってからは逆にJ-POPが恋しくなるいう現象が僕に起き、日本人の友人にMDを借りたり、日本のCDを輸入してるお店にバスで1時間かけて買いに行ってみたり、冬休みや夏休みに日本に戻った時にレンタルCDをMDに大量に入れたりと、カナダへ行って、J-POPの素晴らしさ改めて知れました。

2年間の留学を終え、僕は日本に戻りました。
編入制度を使い、僕は明治大学に入学しました。

僕の地元は茨城の最北端、北茨城市というところで、とてもいい街なんですが、僕にはどつやら刺激が足りなかったようで、子どもの頃から東京に行くことを夢見ていました。

一旦、海外経由からの状況になりましたが、2004年から漸く夢に見た東京での生活が始まりました。

僕の当時の生活の中にあったのは、大学、音楽、演劇、バイトでした。

大学の時にしていたバイトや演劇の話はまた別の記事に書こうと思います。

カナダから戻ってきた僕は日本の(音楽も含め)流行がまったくわかりませんでした。

だからとにかく外出て今日本、というか東京はどんなことカルチャーで盛り上がっているのかを知ろうと思いました。

音楽に関しては、とにかくタワレコに行き、ロッキンオンジャパンを読み、フェスのラインナップになっているアーティストをチェックしまくりました。

僕はやっぱりバンドが好きで、東京に来てたくさんのバンドに出会いました。

ざっと当時聴いていたバンドを挙げてみましょう。思い出せる限り。

the band apart, ELLEGARDEN, Frontier Backyard, he, DOPING PANDA, ZAZEN BOYS, Base Ball Bear, アジカン 、フジファブリック 、ビークル、ACIDMAN, smorgas, 他にもたくさんのバンドを聴いたし、ライブにも行きました。楽しかったなぁ。

東京はライブハウスがそこら中にあるので、行きたいライブにすぐに行けるから、僕にとっては夢のような場所でしたね。なので、ライブにも毎週行っていた時期もありました。

フェスも大学生の時はたくさん行きましたね。
フジ行って、ロックイン行って、ライジングサン行って、ソマソニ行ってと、毎年夏が待ち遠しかったです。

フジやサマソニの影響もあって、僕の洋楽の幅はここで広くなったと思います。アイドルパンクとカントリーとかもこの時にハマりましたね。

大学を卒業してからは大阪に2年ほどいたんですね。

その時もやっぱり僕の趣味の中心さ音楽で、よく梅田のタワレコに行っていろんなCDを試聴しては買っていました。

今まで、パンクとかロックとかを好んで聴いてきたんですが、年齢でいうところで言うと30手前の頃から、ヒップホップ、R&B、ハウスを聞くようになったですよね。

ヒップホップに関しては当時流行した、In Ya Mellom Toneの影響でチルとかジャジーヒップホップとかを好きになっていくんですね。元々ジャズが好きだったから、すぐにハマりましたね。

大阪から関東に戻ってきてからは、恐らく職場での影響であろう、アニメ音楽、当時で言うとけいおんとか涼宮ハルヒとかそのあたりからハマって、アニメソングいいじゃん!となり、ハマりました。

働きながら大学院に行ってた時は、ももクロにハマって、そこから、エビ中、スタダ系アイドル、アイドル全般を経験し、エビ中に落ち着くという時代も過ごしました。

エビ中に関してはかなり熱心にファンをらしてましてね。ツアー全通したり、同じくCDたくさん買ったり(握手券や撮影券のため)してましたね。

それ以降は今まで聴いたことのないジャンルの音楽を聴き始めるというのはないかと思いますます。

なので、今僕が聴いているのは、J-POP、アイドル、J-ROCK、ポップパンク、ジャズ、ヒップホップ 、R&B、カントリー、打ち込みのダンスミュージックなんかを聴いています。

生きている間にあとどれくらい音楽を聴けるだろうな。



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