マガジンのカバー画像

おもうこと

45
書きためているコラムなど。
運営しているクリエイター

#ステップファミリー

夫が作ってくれた『家族の心理的安全性』

夫が作ってくれた『家族の心理的安全性』

 夫のどこが好きなのかといわれると、たくさんありすぎて困る。大きな体も好きだし、いっぱい食べるところも好き。寝てるのも可愛いし、起きてるのも可愛い。1から10までどころか、0から100くらいまで可愛い。私の最推しは夫。
 こんな感じで、盲目オタクのように毎日夫に「可愛い、好き」と言い続けているが、実は自分の中で最も好きな点というのは「理解できないことを具体的に言語化してくれるところ」だと思っている

もっとみる
夫が私に隠れてホワイトデニムを履いていた話

夫が私に隠れてホワイトデニムを履いていた話

夫が私に隠れてホワイトデニムを履いていた。絶対に嫌だと言ったのに隠れて所持していた。優しくて丁寧で、いつもにこやかなあの夫が! 私のことを裏切っていたのだ! 呪われしあのホワイトデニムで!

因縁の始まりは、さかのぼる事三年前の話になる。当時私は離婚をしたてで、男性に対し威圧的な感情があった。自分の至らなさや未熟さを棚にあげて、男性全体に嫌悪感を抱いていた。中でも、なぜかホワイトデニムを履いている

もっとみる
失敗が気にならない理由

失敗が気にならない理由

夫はよく失敗している。失敗すると彼は、これでもかと落ち込む。

私はそんな夫の失敗が、愛しかったりする。

◆恋人の全部が好き! を疑っていた過去パートナーのどこが好きか聞かれて「全部が好き!」と答えた人を何度か見かけたことがある。芸能人だったか、知人だったか、漫画だったか、全然思い出せないが。しかしなぜこれが思い出せないかというと、私はこの「全部が好き!」に関して、全員が絶対に盛っていると、思っ

もっとみる
夫の事を思うと泣ける

夫の事を思うと泣ける

令和元年11月22日(いい夫婦の日)、再婚した。

夫はどんな人か?と聞かれると、ありきたりだけれど「優しい人」という言葉が思い浮かぶ。

優しい人は稀少である私の夫は、優しい。
本当に優しいのだ。

10代、20代のとき私は、「優しい人が好みのタイプ♡」などと言う女性の気持ちが、一切わからなかった。

優しい人が好きなのは誰だってそうだろうし、そもそも人に優しくするのなんて当たり前だ。それをあえ

もっとみる
夫が揉み消した私の問題について

夫が揉み消した私の問題について

33歳、バツ3。

これは私のスペックのひとつである。他にも、子供が二人いるとか、会社を経営しているとか、地元は福岡だとか、私についての情報はたくさんある。けれど「バツ3」というカードは強い。あまりにも強すぎる。ほかの情報を全部握りつぶすくらいの、圧倒的なエネルギーがある。

というかバツ3って何だ……なんかの病気か?パーソナリティ障害なのか?学習機能ゼロなのか?

バツ3は、自身の欠陥によるもの

もっとみる